JR九州は30日、熊本地震で被災した豊肥線が8月、4年4カ月ぶりに全線復旧することを祝い、人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」のキャラクターを使ったイベントを実施すると発表した。熊本県が取り組む復興プロジェクトとの連携企画。豊肥線の9駅にキャラクターパネルを設置し、乗客に写真撮影を楽しんでもらう。

 ワンピースの作者、尾田栄一郎さんは熊本市出身で、復興資金の寄付などさまざまな支援をしてきた。県は寄付の一部を活用し、観光の目玉として、ワンピースの主人公ルフィやその仲間の像を県内に設置するなどの復興プロジェクトを進めている。豊肥線阿蘇駅(同県阿蘇市)には2019年12月、仲間の「ウソップ」の像が設置された。

 今回のイベントは8月8日から2021年1月11日まで。パネルは熊本、光の森(いずれも熊本市)、宮地(阿蘇市)など9駅に設置され、撮影した写真などをツイッターに投稿すると抽選でオリジナルグッズが当たる。

 JR九州は期間中、このイベントも含む全線開通キャンペーンを展開。期間限定の割引乗車券や記念商品を販売するほか、阿蘇・竹田(大分県)の周遊バスを運行する。【石田宗久】