麻生太郎副総理兼財務相は26日午前の記者会見で、政府のテレビ会議の通信環境について「一番ひでえのが(首相)官邸だな。しょっちゅう音が切れる」と改善を求めた。菅義偉官房長官は会見で「時々つながりにくくなることがあり、必要な対応をとるよう、その都度指示している。官邸を含め省庁間のテレビ会議やネットワークの環境整備にしっかり取り組んでいきたい」と応じた。

 麻生氏は、デジタル化に関する各省庁の予算要求にどう対応するかを問われ、「リモート(ワーク)とか在宅(勤務)とかテレワークとかが思ったより短時間に普及した」とした上で、「各省庁間、官邸との間のテレビの映り方だって見たことあるかよ? 一番ひでえのが官邸だな」と指摘。「よほど技術屋がいないんだろうね、あそこには。まずあそこが一番つながらないよ。しょっちゅう音が切れる。非常事態でどうすんだよと考えたら、まず官邸からきっちり直してもらいたいね」と注文をつけた。

 菅氏は「新しい生活様式が広がり、テレワークやテレビ会議が普及する中で、官邸を含め省庁間のテレビ会議やネットワークの環境整備についても、しっかりと取り組んでいきたい」と述べた。【秋山信一】