菅義偉官房長官は1日の記者会見で、約3カ月ぶりにマスクを着用せずに質疑応答に臨んだ。一部の閣僚は既にマスクを着用せずに会見に臨んでおり、菅氏は「『声がこもって聞こえづらい』という指摘もいただいた。記者との距離を確保するなど、感染防止策はこれまでと同様に適切に講じた上での対応であることをご理解いただきたい」と説明した。

 菅氏は、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言の発令に合わせて、4月6日から1日2回の定例会見時にマスクを着用していた。5月には魔よけの願いを込めたアイヌの文様を刺しゅうした布マスクを着用し、話題になった。

 官房長官の定例会見は首相官邸の記者会見室で行われ、緊急事態宣言の発令以降、内閣記者会に所属する報道機関の出席者を各社1人に絞り、記者席の間隔を広げている。【秋山信一】