<大相撲夏場所>宇良、業師ぶり発揮 土俵際でエンジン

 ◇大相撲夏場所7日目 

 連日満員札止めの館内。以前と少し違うのが、幕内前半の取組でも大歓声が上がることだ。その主役の一人が身長174センチの小兵・宇良。この日も期待に応える業師ぶりで、大いに沸かせた。

 この日の相手・蒼国来は四つで必勝の形を持ち、1月の初場所で12勝した。宇良が「差されることを警戒した」と言う立ち合いから、いくつも技を繰り出す。まず足を取って出足を止め、それから差してくる相手の左を抱えながら土俵際で、ひっかけ。横を向かせての押し出しだ。蒼国来は「あいつは土俵際からエンジンがかかる。普段も、俺たち関取衆との稽古(けいこ)は少ないけど、じっと見ているんだよ」とあきれるばかりだ。

 低い背はもう伸びないが横には広がった。今場所は9キロ増の137キロ。「F1相撲」とはやされた速攻で、若乃花と貴乃花の両横綱を苦しめ、2度の幕内優勝経験を持つ朝日山親方(元関脇・琴錦)は「まだ立ち合いは変則的だが、体格が大きくなって前に出ようという姿勢が見える。番付を上げるため、正攻法も身につけようとしている」と見る。

 2年前の春に初土俵を踏んだ時、所属の木瀬部屋には関取6人がいたが、今や部屋頭。兄弟子の徳勝龍が「あいつは稽古でもやりにくい。(本割で対戦しない)同部屋で良かったよ」。みんなが嫌がる「あいつ」が活躍するほど、場所はどんどん盛り上がる。【田中将隆】

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