<体操>村上が初優勝 NHK杯・女子個人総合

 体操の世界選手権(10月、モントリオール)の代表選考会を兼ねたNHK杯は20日、東京体育館で開幕した。初日は女子個人総合が行われ、昨夏のリオデジャネイロ五輪代表の村上茉愛(まい)=日体大=が初優勝した。NHK杯は4月の全日本選手権決勝の得点を加えた総合成績で争われ、2位に2点差のリードで臨んだ村上はこの日もトップとなる56.150点をマークし、合計112.6点と2位以下に4点以上の大差を付けた。2位は17歳の杉原愛子(朝日生命)。上位2人が代表に選ばれた。

 女子は最大4人が選ばれ、残り2人は6月の全日本種目別選手権の成績も踏まえて選考される。21日は男子が行われ、9連覇の懸かる内村航平(リンガーハット)が登場する。

 ◇練習を積み重ね、演技の質高める

 2013年から日本代表で活躍する村上だが、総合力が問われるNHK杯の優勝は初めて。武器となったのは得意だった床運動や跳馬の大技ではなく、地道な練習で高めてきた技の安定感だった。

 象徴的だったのが、「いつもミスが出るのが悩み。個人総合で勝てない理由だった」と明かす平均台。技を連続することで加点される箇所では慣れ親しんだ技を捨て、成功率の高い組み合わせを模索してきた。この日は後転跳びからの二つの伸身宙返り(スワン)の連続技に成功。日本のエースに成長した20歳は「不安もなく、失敗する気もない」と言い切れるまで演技の質を高めた。

 さらに、難度の高さに比べて課題だった演技の美しさも、映像で自らの演技を確かめながら練習するなどして徐々に改善。跳躍の空中姿勢で足がそろわない「足割れ」の欠点も少なくなってきた。

 リオデジャネイロ五輪では日本の48年ぶりの団体4位に貢献したが、個人総合は14位。「もう少し上に行きたかった」と悔やむが、いち早く代表切符をつかみ、再び世界への挑戦権を手にした。【田原和宏】

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