<夏の高校野球>「智弁イズム」たたき込まれ 見事な逆転劇

<夏の高校野球>「智弁イズム」たたき込まれ 見事な逆転劇

 〇智弁和歌山(和歌山)9−6興南(沖縄)●(11日・甲子園、1回戦)

 4万7000人の大観衆の前で6年ぶりに流れた智弁和歌山の校歌。「強打の智弁」の復活を予感させる、6点差をひっくり返す逆転劇だった。高嶋監督は「苦しかった」。立役者となったのは、春夏通じて3度目の頂点に立った2000年に生まれた2人の長距離打者だ。

 4点を追う五回無死一塁、3番・林が外角の直球を捉える。打球はぐんぐん伸びて、中堅左に吸い込まれる2ランになった。2死後、文元が四球で出塁し、今度は冨田が左中間スタンドへ運び同点。その後も勢いは止まらず、計13安打で9得点を奪った。

 久しく勝利が遠ざかっていた強豪校に大きな変化があったのは今春。1997年の全国優勝時の主将だった中谷仁さん(元阪神など)がコーチに就任した。過去の栄光を直接知らない今の世代に、「智弁イズム」をたたき込んだ。林は「打席に入る時の気持ちを教えてもらった」。精神面に加えて、新たに体幹トレーニングを取り入れ、打線は破壊力を取り戻した。

 ともに歴代1位の春夏通算64勝目、夏38勝目を挙げた高嶋監督は「6点取られたし、悪い流れはまだ残っている。次勝ったら、断ち切れる」と浮かれない。林は「目標は初戦突破だったが、雪辱を果たしたい」。次戦で春の近畿大会1回戦で敗れたセンバツ王者・大阪桐蔭に挑む。【生野貴紀】

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