<世界陸上>女子100障害 準決勝逃した紫村「悔しい」

 【ロンドン新井隆一】陸上の世界選手権は第8日の11日、ロンドン競技場で女子100メートル障害が行われ、2大会ぶりの出場となった紫村仁美(東邦銀行)は13秒29の4組6着となり、準決勝進出を逃した。

 「とても悔しい。(自動的に予選が突破できる)4着に入るつもりで臨んだ」。紫村が落胆した表情を浮かべた。8人いた同じ組の今季ベストの比較で、紫村も2組の木村文子(エディオン)と同様に下から2番目。厳しい戦いが予想された。

 レースは序盤で勢いがつかず、中盤では体が浮いて加速に乗れなかった。4着とは0秒28差。競り合いにすら持ち込めなかった。

 佐賀県鳥栖市出身。早大を卒業した13年春から佐賀県立三養基高で保健体育の教諭をしながら、仕事を終えた午後5時ごろから陸上部の生徒と一緒に練習してきた。転機は14年冬。東邦銀行に「うちに来ないか」と誘われた。「正教員で辞められない」と一度は断ったが、15年春、再び勧誘を受けて移籍に踏み切った。

 退職直前の高校の終業式。壇上に上がった紫村は「五輪に出るだけでなく、勝負したい」と生徒たちに初めて思いを伝えた。生徒は突然の退職に驚いたが、背中を押してくれた。背水の陣だった昨夏のリオデジャネイロ五輪は出場がかなわず。それでも、世界選手権は2大会ぶりに戻ってきた。

 「もうちょっと走れたかな。1回目から12秒台で走らないと」と振り返った紫村。木村は準決勝に進出し「悔しいけど、文子さんが行ってくれたのは良かった」とライバルの健闘をたたえた。

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