今年のプロ野球は2軍も見逃せない――。

 イースタン・リーグは今季、巨人の阿部慎之助監督(40)ら元スター選手の指揮官が新たに加わり、豪華な顔ぶれとなった。16日に東京都内であった監督会議には新任4人を含む7球団の監督が出席し、会議前には報道陣による異例の写真撮影が行われた。2軍はロッテの佐々木朗希投手(岩手・大船渡高)やヤクルトの奥川恭伸投手(石川・星稜高)らドラフト1位のゴールデンルーキーの修業の場でもあり、注目を集める1年になりそうだ。

 今年、イースタンの各チームを率いるのは阿部監督のほか、日本ハム・荒木大輔(55)▽楽天・奈良原浩(51)▽ロッテ・今岡真訪(45)▽西武・松井稼頭央(44)▽ヤクルト・池山隆寛(54)▽DeNA・三浦大輔(46)――の各監督。荒木、今岡両監督は3年目、松井監督は2年目だ。

 東京・早稲田実の1年生エースとして夏の甲子園で準優勝し、「大ちゃんフィーバー」を巻き起こした荒木監督は、2軍監督最年長になった今も根強いファンが多い。巨人の主砲として昨年まで活躍した阿部監督や、横浜一筋25年の現役生活を送った「ハマの番長」こと三浦監督らが加わったことで注目度が高まるのは間違いない。

 「監督でも、奥川でも、佐々木でも何でもいい。選手は見られて成長する。注目されるのはいいこと」と荒木監督。三浦監督も「たくさんのファンに若い選手を見に来てほしい。選手も見られるとより一層成長できる」と張り切る。

 会議では、東京五輪の期間中も2軍は通常通り実施することや2軍の申し合わせ事項などが説明された。会議前の写真撮影について、杵渕和秀セ・リーグ統括は「十何年(会議の担当を)やっているが、前撮りがあったのは初めて」と驚いていた。2軍公式戦はウエスタン・リーグが3月13日、イースタンが同14日に開幕する。【中村有花】