<米大統領>北朝鮮に独自制裁も 安保理決議「小さな一歩」

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は12日、国連安全保障理事会が採択した新たな北朝鮮制裁決議について「小さな一歩に過ぎない」と発言し、「最強の制裁」が実現しなかったことに不満を示した。北朝鮮への石油輸出を制限するなどの制裁内容は「最終的に起きるべきことに比べれば、何でもないことだ」とも述べ、北朝鮮の核・ミサイル開発の放棄に向けて、米国独自の制裁を含め、今後もさらに制裁強化を続けていく姿勢を示唆した。

 マレーシアのナジブ首相とのホワイトハウスでの会談の際に語った。トランプ氏は新たな制裁に関し「大きな効果はないだろうと、レックス(・ティラーソン国務長官)と話したところだが、決議が(理事国)15カ国の全会一致だったことは良かった」と述べた。

 また、サンダース米大統領報道官は12日の記者会見で、北朝鮮と関連のある中国の銀行を国際金融システムから遮断する措置の拡大を含む制裁強化の可能性について「すべての選択肢が机上にある」と強調。「すべての国に圧力強化の役割を果たしてほしい」と呼びかけた。

 一方、安保理決議に対し北朝鮮外務省は「我が国と人民を完全に窒息させることを狙った極悪非道な挑発行為の産物として断罪、糾弾し、全面的に排撃する」と非難するコメントを発表した。朝鮮中央通信が13日、伝えた。核・ミサイル開発を継続する意思を改めて伝えたものとみられる。

 北朝鮮の次なる挑発が警戒される中、ティラーソン氏は12日、中国の外交政策を統括する楊潔篪(よう・けつち)国務委員と米国務省で会談した。新たな安保理決議採択後、米中外交当局のトップが会談するのは初めて。ティラーソン氏は、安保理決議の完全な履行や北朝鮮への圧力強化を求めたとみられる。

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