プーチン大統領の5選出馬に道を開くロシアの憲法改正に関する全国投票が1日で終了し、即日開票される。日本時間の2日未明にも大勢判明の見通し。政府系世論調査機関による出口調査では7割以上が賛成と回答しており、改憲の成立が確実視されている。

 今回の改正は大統領の権限から動物愛護に関する条項まで206の改正項目を含んでおり、1993年の現行憲法制定以来、初めての大規模改正となる。最大の争点は、現在は連続2期までとなっている大統領任期に改憲発効時までの任期を算入せず、プーチン氏がさらに2期12年大統領にとどまることを可能にする条項。有権者はすべての項目に一括して賛成か反対かの投票をし、賛成が過半数で成立する。

 当初は4月22日に実施予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により延期された。【前谷宏】