<児島虎次郎記念館>今年で閉館 所蔵品は新施設へ 倉敷 /岡山

 倉敷市本町の倉敷アイビースクエア内にある大原美術館の別館・児島虎次郎記念館が今年いっぱいで閉館されることが、美術館関係者への取材で分かった。所蔵品は調査後、同美術館が2020年までの開館を目指す仮称「古代エジプト・西アジア館」(同)に移す方向で検討している。記念館は家主の同スクエアに返還されるという。

 レンガ壁の記念館は、繊維大手「クラボウ」(本社・大阪市)の工場跡にあった倉庫を改装した「倉紡記念館」の一部を借りて1972年にオープン。大原美術館創設者の実業家、大原孫三郎の依頼で渡欧し、美術品を収集して美術館コレクションの基礎を築いた洋画家、児島虎次郎の作品を中心に、世界的にも貴重なイスラム陶器片など、虎次郎が海外で集めた古代エジプトや西アジア関係の文化財を紹介する。

 古代エジプト・西アジア館は、美術館本館(同市中央1)の北東約80メートルにある旧・中国銀行倉敷本町出張所を改装する。現在の虎次郎記念館は本館から約250メートルの距離で、新施設に移れば美術館としての一体感が強まる。

 同スクエアの親会社・クラボウは「返還後の建物利用については、現時点で特に計画はない」としている。【小林一彦】

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