<第89回選抜高校野球>開会式 明徳義塾、中村 堂々と /高知

 <センバツ2017>

 第89回センバツ開幕日の19日、明徳義塾と中村の選手たちは阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)での開会式に臨んだ。スタンドからの大きな拍手に包まれ、選手たちは力強く行進した。

 中村は竹田有紀マネジャー(3年)がプラカードを持ち、選手らを先導した。リハーサル同様、体調不良で4人が欠席したが、センバツ旗を持った山本泰生主将(3年)と選手11人が元気よく行進した。続いて明徳義塾のプラカードを持った川本和清選手(3年)を先頭に、センバツ旗を掲げた山口海斗主将(3年)が続いた。選手たちは手を大きく振り、甲子園の舞台を行進した。

 中村の山本主将は「明日は初戦。1回でも多く勝ちたい」と気を引き締め、明徳義塾の山口主将は「相手よりどれだけ強く、勝つという思いを持てるか。気持ちを上げていきたい」と話した。

 中村は大会第2日の20日、第3試合で前橋育英(群馬)と、明徳義塾は大会第5日の23日、第2試合で早稲田実(東京)と対戦する。【松原由佳】

 ◇中村・野球部OB、裏方で“奮闘中”

 20日にセンバツ初戦を迎える中村を、多くの野球部OBが裏方として支えている。そのまとめ役となっているのが、「県立中村高校野球部甲子園出場支援実行委員会」事務局の山崎寿幸さん(46)と、下西誠さん(43)だ。

 山崎さんは、横山真哉監督がコーチとして指導した時に野球部に所属。同高を卒業後、四万十市職員として働きながら、現在も審判員として高校野球に携わる。第77回センバツにも派遣審判として「出場」し、中村野球部を語る上で欠かせない「二十六番目の瞳」だ。

 11日に四万十スタジアム(四万十市)であった壮行試合では球審を務めた。支援委では、OBや同窓会などをつなぐ柱になり、「アルプス席をいっぱいにして、大声援の中でプレーさせてやりたい」と奔走する。

 下西さんは、卒業後に地元の観光旅行会社へ勤務。同じく支援委の事務方として、若いOBと学校内の事務局にこもり、応援グッズ配布やバスの手配などに駆け回っている。

 山本泰道部長が監督として着任した直後、「今の練習で本当に甲子園を目指せるのか」とぶつかり合いにもなった。しかし、目標を定め取り組むチームの姿勢に打たれ、再びグラウンドに戻った。

 支援委の事務局が開かれた際、全員で甲子園に挑む思いを込め、ホワイトボードに「Team中村」と書き込んだ。「現場と市民の思いをアルプスに届けるのが僕らの役目。本当に胸がわくわくします」と笑顔を見せる。【岩間理紀】

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