<講演>「不登校、温かく見守って」 元中大教授・横湯さん、小諸で /長野

 子どもの不登校やひきこもりの問題に数十年間取り組んできた心理臨床家で元中央大学教授の横湯園子さん(77)が20日、小諸市内で講演し、ひきこもりの子どもを持つ家族ら約70人が参加した。

 市民団体「はじめのいっぽ」が主催。横湯さんは「私の出会った子どもたち−登校拒否・ひきこもり・いじめ・自死」と題した講演で、不登校やひきこもりの約9割はいじめが原因と指摘。そのうえで、いじめの標的にされた子どもの孤立化▽いじめの悪化で、訴えなくなる子どもの無力化▽いじめが日常化し、周囲がいじめを見なくなる透明化−−の三つの過程を示し、「子どもの世界にいじめ文化が根づいている」と説明した。

 一方、約8年間ひきこもっていた大学生が見知らぬ人から「あなたはあなたでいい」という言葉をかけられたことで自分を取り戻した事例を紹介し、「休学期間があってもまた勉強できる。不登校の間は温かく見守ってほしい」と話した。【ガン・クリスティーナ】

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