<福井・大飯原発>知事が視察 「再稼働容認の環境にない」 /滋賀

 三日月大造知事は20日、福井県おおい町の関西電力大飯原発を視察した。三日月知事は関電側に「原発の安全性には国民に根強い不安がある。実効性ある多重防護が必要だが道半ばで、(大飯など)停止中の原発の再稼働を容認できる環境にない」と伝えた。

 三日月知事の若狭湾岸の原発視察は高浜に次いで2カ所目。県によると、国は大飯原発地域の緊急時対応を策定中で、隣県としていかに関与できるか探っているといい、知事も「直接見ておきたい」と視察した。

 知事と県防災危機管理局の一行は、関電の豊松秀己・原子力事業本部長の案内で重大事故対策資機材置き場や1、2号機建屋内にある緊急時対策所などを視察し、岡本克也・大飯発電所副所長らから説明を受けた。

 視察後に三日月知事は「(東京電力)福島第一原発事故を教訓にした措置で大飯原発は現時点では万全だとしている。しかし、福島では想定外の事態が起きた。不断に検証するよう要請したい」と注文をつけた。これに対して豊松本部長は「安全に終わりはないとの指摘を受けた。さらに職員の士気を高めたい」と応じていた。

 また、知事は視察に向かう途中、大飯原発から30キロ圏の緊急防護措置区域(UPZ)内にある高島市今津町天増川地区に寄り、高島市側から「災害や雪などで孤立する恐れもある」などと説明を受けた。【塚原和俊】

ニュースをもっと見る

スゴ得でもっと読む

スゴ得とは?

おすすめ情報

毎日新聞の他の記事もみる

関西の主要なニュース

05時00分更新

滋賀のニュースランキング

ランキングの続きを見る

東京の新着ニュース

東京のニュースをもっと見る

地域のニュースを見る

地域を選択してください

戻る都道府県を選択してください

記事検索