<衆院選2017>立候補者の横顔 2区 /香川

 (届け出順)

 ◇震災で政治家志す 瀬戸隆一氏(52)=自前

 2014年12月の前回衆院選の公示日に生まれた長男はもうすぐ3歳になる。すくすくと育つ姿を見ていると、教育や社会保障の大切さを感じさせられる。「人口減少社会の中でどうすれば子育てをしやすい環境にできるか」。日々、考えを巡らせている。

 次代を担う子どもたちのためにも「デフレを脱却しないと日本の将来は危ない」と懸念する。400兆円を超える企業の内部留保を投資に向けさせることが必要だとし、「アベノミクスを続けながら経済を活性化させていく」と力を込める。

 東日本大震災が政治家を志すきっかけになった。総務省からの出向で岩手県警の警務部長を務めた縁で「第2の古里を助けたい」と内閣府被災者生活支援チームに志願。岩手に食料や物資を送る仕事に当たった。そこで感じたのが広い視野で被災地の復興に携わる政治の重要性だった。

 坂出市出身。中小企業や農林水産業を元気にし、地域に働く場をつくりたいと考えている。一方、地元を歩くと加計学園問題を尋ねられることもあり、「不信感が広がっており、律していかなければ」と気を引き締める。

 趣味は大学時代に親しんだ少林武術。長男にアンパンマンの絵本を読み聞かせるのも息抜きだ。【岩崎邦宏】

 ◇父子一緒に「合格」を 玉木雄一郎氏(48)=希前

 「安倍政権が暴走する原因をつくったのは野党がだらしないからだ。国民に申し訳ない」。民進党を離党し、希望の党から立候補したのは、健全な2大政党制を取り戻したいとの思いからだ。「野党が力を結集して向き合っていけば、今回の選挙で政権交代は可能だ」と言い切る。

 国会で積極的に質問に立つなど存在感を示してきた。森友、加計学園問題を追及した経験から、安倍政権の隠蔽(いんぺい)体質を改めると主張する。「ブラックボックスの蓋(ふた)を開ける政治にするのか、閉じたままの政治を続けるのか国民に選んでほしい」と訴える。

 さぬき市で生まれ育ち、大学進学とともに上京した。そこで感じたのが地方の衰退と都市部との格差だった。「子どもたちが等しく学び、成功するチャンスを整えたい」。自身の政治信念を実現するため、「こども国債」の発行による教育費の完全無償化を提唱する。

 家族と会えるのは週末の数時間だが、大学受験を控える高校3年の長男に勉強を教えるなどコミュニケーションは欠かさない。突然の衆院解散に「おやじの受験が先に来た。何とか一緒に合格したい」と意気込む。趣味はカラオケで、福山雅治が十八番だ。座右の銘は「念ずれば花開く」。【岩崎邦宏】

 ◇学生自治会が原点 河村整氏(58)=共新

 今回の衆院解散を「大義のないひどい解散。政治の私物化だ」と批判する。臨時国会冒頭で安倍晋三首相の所信表明演説や質疑がないまま解散に至ったことを問題視し、「国民と怒りを共有しながら安倍政治をストップさせるよう頑張りたい」と意気込む。

 政治家を志した原点は大学時代にさかのぼる。施設の改善などを学生自治会の一員として大学に要望した。「暮らしそのものが政治だと実感した」。就職した県生活協同組合(現コープかがわ)でも労働組合で残業や賃上げ問題に向き合った。

 それだけにアベノミクスについて「一部の富裕層と大企業がもうかっただけだ。格差と貧困が広がった」と疑問を呈する。2019年10月予定の消費税率10%への引き上げに反対し、「8%への増税で経済は大きく落ち込んでいる。暮らしを応援する政治に転換していく」と強調する。

 座右の銘は「真理は勝つ」。真実を訴え続ければ、いつかは多数の理解を得られると考える。それは自身の政治姿勢にもつながる。

 「科学好きの男の子はみんな好きだった」というアマチュア無線が趣味。40歳を過ぎて始めたジョギングは、子どもと一緒に走るためだ。ギターで井上陽水などの曲も披露する。【岩崎邦宏】

スゴ得でもっと読む

スゴ得とは?

関連記事

おすすめ情報

毎日新聞の他の記事もみる

中国/四国の主要なニュース

香川 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

地域 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る

地域のニュースを見る

地域を選択してください

戻る都道府県を選択してください

記事検索