<ケーキ>恩返しの8万個 豪雨支援受け雲南・村松さん、被災者らへ寄贈40年 熊本・益城の園児から「金メダル」 /島根

 サンタクロース姿で、被災地の子どもらにケーキを贈る雲南市の飲食店経営、村松憲さん(70)の活動が今年40年になった。今月4日には通算8万個目のケーキを、熊本地震の被災地・益城(ましき)町の町立第2幼稚園の園児にプレゼントした。村松さんは「体が動く限り、末永く活動を続けたい」と話している。【山田英之】

 村松さんは高校生だった1964年に山陰北陸豪雨で自宅が全壊、仮設住宅で暮らした。支援物資の下着やおにぎりがありがたかったという。恩返しにと、77年からケーキを贈る活動を始めた。90年代からは子どもたちを喜ばせようと、サンタの姿をするようになった。

 40年間で阪神大震災や新潟県中越沖地震などの被災地に足を運んだ。東日本大震災の被災地には、車で19時間以上かけて行ったこともある。地元・雲南を中心に県内の園児や高齢者にもプレゼントを続け、今年は年末までに松江、浜田も含めて約2500個を贈る予定だ。

 自宅には各地の園児がお礼に書いた寄せ書きを大切に保管している。村松さんは「今年は70歳とケーキを贈って40年、8万個達成が重なった人生の節目」と話す。

 益城町では園児から手作りメダルを贈られた。裏には「けーき ありがとう」と園児のメッセージが書いてあった。うれしくて泣きそうになったが、何とか涙をこらえたという。

 村松さんは「園児からもらったメダルは金メダルです。高校生で被災した当時、支えがなかったら今の生活はない。皆さんに喜んでもらえるのが一番の励み」と笑顔だった。

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