<企画展>戦争の記憶、資料で 東京の3館が合同主催 高知で26日まで /高知

 第二次世界大戦下での被害や戦後の様子を伝える資料を収蔵・展示している戦傷病者史料館、平和祈念展示資料館、昭和館(いずれも東京都)の3館合同での企画展が11日、高知市九反田の市文化プラザかるぽーとで始まった。26日まで。入場無料。【柴山雄太】

 昭和館などが主催する「戦中・戦後のくらし 高知展」では出征の様子や戦中、戦後の暮らしの様子を写真や資料など約300点で紹介。出征した人の遺書や、戦地での無事を祈る千人針、金属が兵器に回されたため陶器で作られたアイロンや紙製のヘルメットといった代用品などが展示され、戦時下の厳しい暮らしの様子がうかがえる。

 平和祈念展示資料館主催の「平和祈念展in高知」では出征した兵士たちや強制抑留者、引き揚げ者らの体験をテーマに資料160点を展示。その中で、高知県出身者が実際にシベリア抑留された際に着たコートは、元々長袖だった物が袖をパンと交換したため、半袖になった。袖以外もボロボロにすり切れており「飢え、寒さ、重労働」の三重苦だったというシベリア抑留の様子が伝わる。

 また、ちばてつやさんや故・赤塚不二夫さんら、旧満州(中国東北部)で幼少期を過ごした漫画家4人による当時の思い出を描いたパネルもある。

 同館の高倉大輔学芸員は「戦争中も戦後も、つらく、苦しい体験をしていた人がいたことを、若い人にも知ってほしい」と来場を呼び掛けている。

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