<西日本豪雨>県災害検証委 重要水防箇所、見直し 陸閘15カ所、適切に閉鎖せず /岡山

 西日本豪雨における県の初動対応や防災対策について調べる県災害検証委員会の第4回会合が11日、岡山市北区であった。今回の豪雨で県が指定する「重要水防箇所」以外で堤防の決壊が相次いだことを踏まえ、県は来年度以降、重要水防箇所の指定を見直す方針を明らかにした。

 豪雨で県管理河川は16カ所が決壊したが、このうち防災上の注意が必要だとして、災害時に水防団が重点的に巡視する重要水防箇所は3カ所にとどまった。このため、県は堤防の高さや幅、工作物などの点検を実施し、重要水防箇所の見直しを進める考えだ。

 またこの日の会合では、生活上の必要から堤防に切れ目を入れ、大雨の際などは塞ぐ「陸閘(りっこう)」について、少なくとも15カ所(全体の約3%)で適切に閉鎖されていなかったことが明らかにされた。県は今後、陸閘の実態調査を進めると同時に、操作基準の作成や閉鎖の訓練を実施するとしている。

 次回(2月12日)の会合では被災者アンケートの結果や報告書の素案が提出される予定。関西大社会安全研究センター長の河田恵昭(よしあき)委員長は「住民からの意見を反映していくことが重要だ。行政は仕事のやり方を変えていかなければならない」と話している。【高橋祐貴】


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