正座はひざに悪くないの?医師に聞いた「ひざの悩みQ&A」

年齢とともにつらくなる人が多い腰、ひざ、足の痛み...。整形外科医・カイロプラクターである竹谷内医院院長の竹谷内康修先生に、「ひざを守る立ち上がり方」など気になる3つの疑問について聞いてみました。


 
Q 正座をすることが多いのですが、変形性膝関節症になりやすいのでしょうか?
A 正座= 変形性膝関節症の原因ではありません。日本人は昔からよく正座をしてきましたが、むしろひざの可動域が広がり、欧米人よりも変形性膝関節症にかかる率は低かったといわれています。関節がこわばり、動かしにくい人が痛みを我慢して正座すると、症状が悪化してしまいます。痛まない範囲でなら正座をしてもかまいません。
 
Q ひざを守る立ち上がり方を教えてください。
A 上体前傾法といって、立ち上がるときの重心をひざの真上にくるようにすれば、ひざへの負担が減ります。立つときに太ももに少し力を入れ、上体を大きく前傾させて腰を浮かせます。そこから上体を起こしていき、立ち上がれば、ひざへの負担は少なくなります。反対に座るときも同様に上体を前傾させながら腰を落とせば、ラクに座れます。


1905_p027_02.jpg深く腰かけた位置でスタンバイ。
1905_p027_03.jpg
 
上体を前に大きく傾け、腰を浮かせる。太ももには少し力をいれる。


1905_p027_04.jpg上体を起こしていきながら立ち上がる。


1905_p027_05.jpg
まっすぐに立つ。
 
Q 骨粗鬆症と診断されましたが、変形性膝関節症とは関係がありますか?
A 骨粗鬆症では骨がもろくなっていますので、当然軟骨下骨ももろくなっています。そのため、骨粗鬆症と変形性膝関節症の間には関係があるのではと疑われています。骨粗鬆症と診断された人、更年期を過ぎた女性は注意しましょう。カルシウムの吸収を高める働きをするビタミンDを含む食品(鮭、きくらげなど)を取り入れたり、1 日30 分ほど日光を浴びるのが有効です。
 
取材・文/細川潤子 撮影/原田圭介 モデル/松岡真樹子
 

<教えてくれた人>

竹谷内康修(たけやち・やすのぶ)先生

竹谷内医院院長、整形外科医・カイロプラクター。2007年カイロプラクティックを主体とした手技療法専門のクリニックを開設。肩こり、腰痛、関節痛などの手技療法に取り組む。メディアを通じた健康関連の分かりやすい解説が人気で、著書も多数。


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