<この体験記を書いた人>
ペンネーム:とろろ
性別:女
年齢:45
プロフィール:夫は単身赴任の会社員の45歳。去年まで義父と同居していました。
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去年まで同居していた70代後半の義父のことです。
夫は単身赴任で離れた所に住んでいますが、私と子供は70代後半の義父と去年まで一緒に暮らしていました。
義父母が住んでいた家を私達が建て替えて、同居をしていたのです。
義母は胃がんを患い8年前に亡くなりましたが、その後も義父とは同居をしていました。
その義父が軽い脳梗塞を起こしました。
そして義父は日常生活に不便が出始めたら、施設に入りたいと言い出したのです。
義母の時の経験もあるので、私にもお世話が出来る範囲だと思いましたが、本人の希望です。
夫とも相談して、自宅から近い施設に入所を決めました。
そうして入所をして、少し経った頃のことです。
職員の方から女性が面会に訪れていると聞きました。
誰だろうと思いながらも深く考えず、その日は義父には何も聞かずに帰宅しました。
その後、施設にはほとんど物を持ち込めなかったため、義父の部屋に多く残っている私物を掃除整理をしていると、携帯にメールが届いているのが分かりました。
知らせる必要があるかと思い開いてみると、女性の名前。
そして、つい読んでしまったのですが、どう考えてもお付き合いしているとしか言えない内容でした。
ちょっとショックを受けましたが、「この女性が面会に来ていた人では」とピンと来たのです。
メールが届いていたことや、返信する必要があるかなど義父と話をしたところ...どうやら私のカンは当たっていました。
そしてその話の様子から...義母が健在な頃からのお付き合いだと分かり、ダブルでショックを受けました。
義母が亡くなってからのことだったら、男とはそんなもので仕方ないのかなと考えたと思います。
しかし、義母がいるうちからだったとなると、仕方がないとは思えません。
義母が胃がんの闘病生活を送っている間、義父は何くれとなくお世話をしていて、義母を愛しているのだなと感じていました。
義母だけでなく、私まで裏切られたような気がしています。
義母が気付いていなかった事がせめてもの救いだと思います。
当の義父は知られることは想定していたのか悪びれる様子もなく、お見舞いにいただいたお菓子を、子供達と食べなさいと持たせてくれたりします。
一人で抱えるには重く憂鬱な秘密ですが、夫に話して騒ぎになるのは嫌ですし、夫にも残酷だと思うので、自分の胸の中にしまっておく事にしました。
もしかしてその女性と気兼ねなく会える様になるのも、施設に入りたいと言い出した理由の一つなのだろうか? などと邪推してしまい複雑な気持ちです。
変わらず義父の面会には行き色々な話をしていますが、なんだかもやもやして上手く笑う事が出来ません。