<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ちよこ
性別:女
年齢:41
プロフィール:寒い季節は、手足の冷えとの戦い! 寝るときは必ず、湯たんぽと一緒です。
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義母は現在、67歳。

義父が亡くなってからは、一人暮らしをしています。

長年勤め上げた会社は、数年前に退職しました。

退職後には時間を持て余してしまうのでは?
そんな周囲の心配をよそに、自宅に引きこもることなど一切なく、元気いっぱいの毎日です。

病気をしてしまったという友人を甲斐甲斐しく世話したり、ボランティア活動を精力的に行うなど、アクティブに過ごしている義母。

これまで大きな病気の経験もないことから、健康には自信があるようです。

義母の子供は、長男の主人を筆頭に三兄弟。

いずれも家庭を持って、義母とは離れた地域で暮らしています。

三人とも親子関係は良好で、そろそろ兄弟の誰かが義母を引き取って面倒をみた方が良いのではとの話も出ています。

我が家でも数年前から、主人が「そろそろ一人暮らしは心配だし、うちに来て一緒に暮らせばいいよ」と折を見て打診していたのですが、その度にはぐらかされていました。

一人で暮らす義母を心配する子供達をよそに「私は一人で大丈夫だから」と義母自身は全く取り合ってくれません。
私自身は正直「生活リズムの違う義母との同居は大変だろうな」とは思っているのですが、主人が大切にしているお母さんです。
主人や義母が同居したいといえば、賛成しようと思っています。
それなのに...。
せっかくの申し出を断る義母の気持ちが理解できない......と思ってしまうのです。
そんな気持ちを知ってか知らずか、なんと義母は「持ち家を売却して新居を購入する」と言い出しました。
「介護付き住宅」への入居を検討するのではなく、庭付きの一戸建てで、気ままな一人暮らしを楽しみたい、というのです。

そしてついに先日、周囲の反対をものともせず新居を購入! 

これにはさすがに主人も兄弟達も呆れた様子でした。

引越し作業も、手伝うという子供達の申し出を断り、ほとんどを一人でさっさと済ませてしまいました。

「新しい家は快適よ! 遊びに来てね!」

そんな連絡にも、素直に喜ぶことができない複雑な心境です。

今は元気でも、いつ病気や怪我をして一人での生活が難しくなってしまうかわからない高齢者です。

今は老人扱いされるのが嫌なのかもしれないと、同居の話は持ち出さないようにしています。

ですが、本当に一人暮らしができなくなった時にも一人がいいと言いだすかもしれないと思うと、心配のタネは尽きません。