<この体験記を書いた人>
ペンネーム:あつみ
性別:女
年齢:44
プロフィール:46歳の夫と、社会人と大学生の子供がいる兼業主婦。
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私には、若い頃から大好きなアーティストがいます。

透明感のある歌声を1度でいいから生で聴いてみたいと思っていましたが、育児と家事、仕事に追われた日々を過ごしていました。

しかし、下の子供が大学生になると自分の時間が持てるようになり、彼のライブに行きたいと言う思いが再び沸いてきたのです。

そんな時、何の気なしに始めたフェイスブックで、彼の事を大好きな人達と知り合うことができました。

フェイスブックやグループLINEで、彼の話題で盛り上がり、情報を交換し合ったりするのはとても新鮮でした。

あっという間にとても仲良しになりました。

近くに住んでいる人たちとは、一緒に彼のライブに行ったり飲みに行ったり、遠方に住んでいる人達とは、一緒に旅行などを楽しんだり。

彼の事以外でも、プライベートな悩みを相談し合い、とても良い関係を築いてきました。

でも......その中の一人と、ちょっと困ったことが起きたのです。

私達のグループの間では、「遠方の友人と会う時はお土産を用意する」のが当たり前になっています。
自分の住んでいる地域の美味しいお菓子や特産物などを、お互いに用意していくのです。

その中に化粧品の販売をしている女性がいるのですが、彼女は会う時に必ず化粧品のサンプルをお土産として持って来てくれました。

貰った化粧品を使ってみると、良い感じだったし、実際彼女の肌もとっても綺麗です。
私は軽い気持ちで彼女に化粧水を注文しました。

そうして彼女から化粧水が送られてきたのですが、品物と一緒に彼女のおすすめの化粧品のサンプルや、手紙が入っていました。
「買った化粧品やサンプル品の感想を教えてほしい」とのことだったので、私はしばらく使用してから、感想をLINEで送りました。
その後も他の化粧品などを購入したのですが......
「どうして気に入ったのか教えてほしい」
「貴女が欲しがっている物より良い製品がある」
その女性からの「売り込み」がエスカレートしてきたのです。
面倒になってきてしまった私は、徐々に彼女に連絡しないようになっていったのですが...しばらくすると、なんと、彼女から化粧品の会報誌が送られてきたのです。
さらに彼女が販売している化粧品関係のインスタグラムや、ブログのフォローのお願いが来ました。
そこで私は彼女に不信感を抱き始めたのです。
というのも、彼女は最近アーティストの話題で盛り上がっているグループLINEや、フェイスブックには顔を出しません。
連絡をしてくるのは「化粧品の事でだけ」です。
彼女から化粧品を買った友人たちにそれとなく話してみると、やはり皆同じ思いを抱いていて「寂しいけど割り切ってつき合っている」と言っていました。
彼女にとって、私達が「友達」ではなくて、「お客さん」なのかと思うと、とても寂しい気持ちで一杯です。
私も割り切ってつき合っていくべきなのでしょうか。
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