<この体験記を書いた人>
ペンネーム:やだ子
性別:女
年齢:52
プロフィール:75歳の母はお喋り好きで世話焼きな性格。いつも自分の体験や仕事場で仕入れた情報を得意気に話します。
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週に数日、3時間ほど理髪店で仕事をしている母。
家に帰ると仕事場で聞いた話や友達から聞いた話などを休む暇なく喋るほどのお喋りです。
出掛けることも好きなので、休みの日はほとんど友達とモーニングに出掛けたりランチに出掛けます。
それはいつまでも元気で行動的で良いことだと思います。
ただ、私が何かする前に話したり、相談したりする時の母はとても嫌な人です。
自分の体験や仕事場のお客さんとの会話などから得た情報を持ち出し、先回りして嫌なことを言うのです。
ある時、テレビで紹介された観光スポットを見て私も行ってみたくなりました。
旅行会社でパンフレットを貰って来て、わくわくしながらプランを立てる私にこんなことを言います。
「あそこは写真で見ると綺麗だけど、実際は大したことないらしい」
「うちのお客さんが夏に行って来たけど、また行きたいって思えるほど良い所でもなかったらしい」
そんな話をされたために「じゃあやめておこうかな」と流されてしまったことが何度かあります。
一緒に買い物に出掛けた時も、食べてみたい料理や食材を手に取ると始まります。
「それはこの間食べたけどあんまり美味しくなかった」
「そんなの高いだけで他のものと全然変わらない」
こんなことを言われたら、何もできなくなってしまいます。
自分の感想や人の意見を教えてくれるのは構わないのですが、良いことを教えてくれたり薦めてくれることがないのが一番困るのです。
多分、自分が持っている情報を私に教えたいだけだと思うのですが、私の行動を制限されている気がして段々ストレスになってきました。
そのため「感想は人それぞれだからね」とか「とりあえず分からないから自分で行ってみるね」とやんわり言ってみました。
でも言い方が弱かったせいか全く伝わらず、相変わらず先回りして言ってきます。
そこで、最近は母にネガティブな情報を言われても、萎えずに行動して後からこう言うようにしています。
「お母さんはあまり良くないって言っていたけど、私は結構楽しかったよ」
「全然美味しくないって言っていたあのお菓子、私は美味しかったからまた買って来るね」
などなど。
とにかく「私は違う印象だった」と伝えるようにし始めたのです。
母は「そうなの?」と言って来るので少しは分かってくれたかと思ったのですが、やっぱり簡単には直りません。
結局私が「○○が気になる」とか「○○はどうなんだろう」など母の前で話してしまうのがいけないのかと思い、そういう話をしないように気を付けるようになりました。
テレビを見ていて行きたい店があっても「良いなぁ。行ってみたい」などと言わない。
買い物をしている時は黙って買い物かごに入れる。
そんな感じで「自分が気を付けよう」と頑張っています。