たんぱく質が多く炭水化物が少ないもめん豆腐。カロリーが少なく必須アミノ酸を多く含んだ良質なたんぱく質食品です。「冷凍もめん豆腐」を活用した「めんつゆ漬け」の作り方を料理研究家の村上祥子さんに教えていただきました。
※冷凍もめん豆腐の作り方は下で紹介しています
解凍して漬けるだけで常備菜に。「冷凍もめん豆腐のめんつゆ漬け」
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冷蔵で1カ月保存可能(再冷凍はしない方がよい)
1人分47kcal/塩分0.5g
材料(2〜4人分)
冷凍もめん豆腐 ...1パック(200g)
めんつゆ(3倍濃縮) ...大さじ4
エクストラバージン オリーブ油 ...大さじ1
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作り方
① 冷凍したもめん豆腐はパックのまま電子レンジ600Wで2分加熱して半解凍する。パックから出し、水分は捨て、2枚重ねしたペーパータオルに包み、水けを取り、5等分する。
② 豆腐が入る程度のふた付き容器に入れ、めんつゆを注ぎ、さらにオリーブ油を注ぐ。ふたをして半日冷蔵すると食べ頃に。
③ 漬け汁から引き上げて器に盛り、あれば木の芽少々を飾る。

【おさらい】「冷凍豆腐」の作り方
パックごと冷凍する場合
2003p044_01.jpg冷凍で1か月保存可能
開封せずそのまま冷凍する。
食べないでパックのまま保存しているときなども冷凍すると日持ちする。
容器で冷凍する場合
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使いかけで残っているときはふた付きの耐熱容器に入れ、水は入れずに冷凍する。
切り分けて冷凍しても良い。
解凍方法
切り分けるとき
パックごと冷凍した場合、また容器に入れて冷凍した場合も、どちらもそのまま100gにつき電子レンジ600Wで1分加熱する。
200gなら2分。
解凍したら水を捨て、2枚重ねしたペーパータオルに包み水分を取る。
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水を捨て、水分を取る

2003p044_04.jpg食べやすい大きさに切る
そぼろ状にするとき
崩して使うときは100gにつき電子レンジ600Wで2分加熱する。
出た水分は捨ててボウルに移し、泡だて器でつき崩したら、ザルに上げ、水切りする。
またはペーパータオルに包み解凍したら水分を捨て、別の2枚重ねしたペーパータオルに包み、もみほぐす。
2003p044_05.jpg水分を捨て、泡だて器で崩す

2003p044_06.jpgザルに上げ、水を切る
冷凍すると便利でおトクです
冷凍⇒解凍すると水分が抜けるので、肉のような弾力のある食感になる。解凍したら手ではさむようにすると簡単に水きりできる。組織が壊れてスポンジ状になるので、調味料の味がしみ込みやすくなる。日持ちがするのでストック食材としていつでも使える。
冷凍もめん豆腐Q&A
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Q1:凍み豆腐は、冷凍豆腐と同じですか?
A.高野豆腐ともいう凍み豆腐は、原料にもめん豆腐よりもずっと硬くて均一な組織のものを用い、これをマイナス10℃以下で急速凍結し、2〜3週間、マイナス2〜3℃で冷凍後、解凍、脱水し、乾燥したものです。
Q2:もめん豆腐の代わりに、きぬごし豆腐を凍らせてもいいですか?
A.きぬごし豆腐でもできます。
豆腐を冷凍すると、豆腐に含まれる水分が氷になり、それが組織を壊します。
解凍したときに氷が溶けるので、水分がない組織だけが残り、高野豆腐のような食感になります。
Q3:保存袋に入れて冷凍しても大丈夫でしょうか?
A.ふた付きの耐熱容器に入れて冷凍すれば、解凍するときに便利です。
保存袋も電子レンジ対応のものなら大丈夫でしょう。
Q4:栄養のバランスを考えたとき、何を組み合わせたらいいでしょうか?
豆腐と牛乳を組み合わせると、植物性たんぱく質と動物性のたんぱく質をバランスよく摂れ、吸収も良いです。
また豆腐のイソフラボンと、牛乳のカルシウムを組み合わせると、骨粗鬆症予防に最適な栄養が摂れます。
取材・文/石井美佐 撮影/中野正景

<教えてくれた人>

村上祥子(むらかみ・さちこ)さん

管理栄養士、料理研究家。福岡県生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。同大学内「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。これまでの著書は345冊、計740万部。