ほくほくとした食感がとっても美味しい金時豆。今年もおせちで食べた方も多いと思いますが、大豆に比べると普段食べる機会が少ないため、どんな栄養素が含まれているのか知らない…という方もいるのではないでしょうか?

金時豆に含まれる栄養素・期待できる美容効果

金時豆の代表的な品種は鮮やかな赤紫色の種皮で覆われている「大正金時」というもの。高たんぱく・低脂質な食品で大豆よりも糖質の含有量が多いそうです。他にもビタミンB1・ビタミンB6などのビタミン類や鉄分、カルシウム、食物繊維といった栄養素が豊富に含まれています。中でも注目したいのがポリフェノールという栄養素。

このポリフェノールは植物自身が紫外線などの害から守るために生成している抗酸化成分で、豆類の中でも金時豆や小豆など色の濃い豆に多く含まれているんだとか。私たち人間にも肌や体の酸化を防ぐ「SOD」と呼ばれる抗酸化酵素が元々備わっていますが、年齢を重ねるにつれて減少する傾向にあると言われています。いつまでも若々しいルックスを保ちたい女性は普段から積極的にポリフェノールを補給すると良いでしょう。

金時豆を使ったヘルシーレシピ 〜金時豆の揚げないコロッケ〜

金時豆といえば甘煮にして食べるイメージが強いかもしれませんが、その他にもカレー、炒め物など様々な料理と相性抜群なんです!中でも、ノンフライでとってもヘルシーな「金時豆の揚げないコロッケ」のレシピをご紹介します。

〜金時豆の揚げないコロッケの作り方〜
<材料>
・金時豆(水煮缶) 100g
・じゃがいも 100g
・合挽きミンチ 50g
・玉ねぎ 1/4個
・塩胡椒 適量
・サラダ油 小さじ1

<焼きパン粉の材料>
・パン粉 大さじ4
・サラダ油 小さじ2

<作り方>
1. 耐熱皿にパン粉とサラダ油を入れ、菜箸でよく混ぜ合わせます。
2. 1をラップなしの状態で電子レンジに入れ、きつね色になるまで約4分間加熱しましょう。
3. フライパンにサラダ油を熱し、みじん切りの玉ねぎと合挽きミンチを炒めていきます。
4. 玉ねぎが飴色になるまで炒めたら、軽く塩胡椒を振りかけます。
5. さっと水洗いした金時豆の水煮を耐熱容器に入れて電子レンジで1〜2分程度温めます。
6. ボウルに茹でたじゃがいもと5の金時豆を加え、それぞれ熱いうちに木べらでマッシュしていきます。
7. 6に4を加え、塩胡椒で味を整えたら丸く形を整えます。
8. 7のタネに2の焼きパン粉をまぶして完成です。

いかがでしたか?インナーケアに興味がある方は是非この機会に金時豆を日々の食生活に取り入れてみてくださいね。