「ヘリコプターペアレント」になりやすい親の特徴

「ヘリコプターペアレント」になりやすい親の特徴

“ヘリコプターペアレント”という言葉を知っていますか? わが子が困難に遭遇したとき、まるでヘリコプターのようにパタパタパタと飛んで行って助ける、子どもが失敗しないように頭上で旋回し見守る過保護・過干渉な親を皮肉った言葉だそうです。アメリカなどの諸外国でも社会問題とされており、日本でもそういった親が増えているといいます。では、ヘリコプターペアレントになりやすい親の特徴とは? 『1人でできる子になる テキトー母さん流子育てのコツ』の著者・立石美津子さんにお話を伺いました。

「子どもを思う気持ちがエスカレートしてしまうと、過保護・過干渉がすぎてしまい、知らず知らずのうちに子どもの成長の芽を摘むことになってしまいます。可愛いわが子を思う親だからこそ、どんな親でもヘリコプターペアレントになる可能性があります。特に、次のようなタイプの人はヘリコプターペアレントになりやすいので注意しましょう」(立石さん 以下同)

【ヘリコプターペアレントになりやすい親の特徴】

◆“理想の子ども像”を追い求めて完ぺきを目指す

「完ぺき主義の人は要注意です。真面目で努力家、責任感もひと人一倍強く、自分自身にも“いいママでいなくてはならない”と、理想のママ像を追い求めて頑張りすぎてしまいます。それがやがて、“子どもの出来栄え、子どもは作品=ママとしての評価”となってしまうので、子どもの失敗が自分のことのように許せない。だから、失敗する前に手出し口出ししてしまうのです」

◆子どもを“自分の所有物”だと思っている

「妊娠した時点でお腹にいるのは自分と違う人間ですね。それなのに、まるで自分の体の一部のように子どもを“自分の所有物”と勘違いしてしまうのです」

◆心配性、不安

「心配性で神経質な人ほど、子どもが転びそうになったり、つまずきそうになったら、事前に“こうしなさい、ああしなさい”と、つい助けてしまいがちです」

◆気が利きすぎる、せっかち

「よく気が利いて察しがいいと、妻としては良妻です。しかし、成長していく子どもにとっては良くない場合も。子どもの自主的な行動より前に“あれやったの?”“忘れ物はない?”などと常に注意喚起。子どもが何も言わないのに、“喉乾いたんじゃない?”などと、声かけします。これは、早くなんでも終わらせたい“せっかちなママ”にも共通します。結果的に、子どもは自分でSOSが出せなくなったり、指示待ち人間になったりするのです」

あくまでも“子どもため”“良かれて思って”…という信念のもとでやっていることだけに、自身で気づかないままどんどん過保護・過干渉がエスカレートしてしまうので、気を付けなければならないという。

「人は失敗からたくさんのことを学びます。過保護・過干渉で育てられた子どもは、自分で生きる術を体験する機会を奪われるだけでなく、将来、自らがヘリコプターペアレントになって負の連鎖を次世代に及ぼしてしまう可能性もあるのです。ヘリコプターペアレント予備軍の親御さんは、くれぐれもそうならないように気を付けましょう!」

子どもを保護するのは親の義務です。しかし、できることまで先回りしてやってしまうのは過保護・過干渉です。できないことはサポートしつつも、できることはわが子を信じてそっと見守る…。それが、子どもが生きていく自信と勇気になっていくのです。
(構成・文/横田裕美子)

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