資格を取得して自身の能力向上を図ることは、ビジネスパーソンとして成長する一つの大きな要素といえます。コロナ禍により日程の延期が発表されている資格試験も多い中、予定通り実施される試験に関しては、引き続き入念な対策を続けておく必要があるでしょう。

2020年7月に申込・受験日がある管理部門に関する主な資格試験情報を紹介します。会計・経営・人事・総務のジャンルで、より高いパフォーマンスを発揮できるよう、自分に関係のある試験をチェックしておきましょう。

2020年7月に試験が実施される資格

・全経簿記能力検定(全級)

試験日:7月12日(日)

帳簿の付け方や帳簿上に書かれている数字の理解だけでなく、経営管理や経営分析の基礎能力も証明する資格です。予算組み・現金の収支や決済・有価証券報告書作成・税務申告・資金管理業務など、さまざまな業務を行います。

上級と1〜4級のクラスに分かれており、各級とも科目ごとに70%以上の正答率を獲得すれば合格です。合格発表日は、上級が試験後2ヶ月以内、1〜4級が試験後1週間以内となっています。

公益社団法人 全国経理教育協会 ZENKEI 簿記能力検定

・中小企業診断士(1次)

試験日:7月11日(土)・12日(日)

中小企業における経営コンサルタント能力を証明する、唯一の国家資格です。経営の合理化を図るためのコンサルティングや、各種研修・能力訓練の講師業に従事できます。コンサル会社だけでなく、一般企業でも活躍できる資格です。

第1次合格発表日は8月25日(火)、その後は10月25日(日)の2次試験、12月20日(日)の口述試験と続きます。合格発表日は2021年1月5日(火)です。

中小企業診断士試験について

・コンピュータ会計能力検定

試験日:7月25日(土)

実務で利用する会計ソフトの処理能力を証明する資格です。実際にソフトを利用して試験が実施されます。会計事務の日常処理に重点を置いているため、実務能力のアピールとして武器となる資格です。

初級・1級・2級・3級の4ランクに分かれており、それぞれ同日一斉に試験が実施されます。合格発表は、試験日から1週間後にインターネット上のマイページで閲覧できます。ただし、1級については、試験日から1ヶ月以内となっています。

公益社団法人 全国経理教育協会 ZENKEI コンピュータ会計能力検定

2020年7月に受験申込期間のある資格

・ファイナンシャル・プランニング技能士

申込期間

2級、3級:7月6日(月)〜28日(火)

1級/技能:7月15日(水)〜8月6日(木)

顧客の貯蓄計画や相続対策など、ライフプランに関するアドバイスを行える資格です。合格には、金融商品・株式・保険・不動産・税金などの幅広い知識を求められます。顧客の資産運用などに関する総合的なアドバイスを提供できる資格です。

1級・2級・3級の3ランクに分かれており、それぞれに学科試験と実技試験が実施されます。試験日は9月13日(日)、合格発表は2級・3級が10月23日(金)、1級の技能試験が11月10日(火)です。

日本FP協会

・消費生活アドバイザー

申込期間(インターネット):7月1日(水)〜8月25日(火)

※郵送は8月20日(木)まで

消費者と企業・行政のかけ橋として活躍するための能力を証明する資格です。企業における消費者からの苦情相談をはじめ、消費者の動向を的確に把握した商品・サービスなどの開発、改善などにも携われます。

1次試験は10月4日(日)、2次試験は11月29日(日)です。Web申請に比べ、郵送での申込期間が短いことに注意しましょう。

消費生活アドバイザー試験について - 一般財団法人日本産業協会

まとめ

新型コロナウイルスは、各種資格試験の実施状況にも大きな影響を及ぼしています。今回紹介した資格試験要項は社会情勢により状況が変わる可能性もあります。

申し込みを行った試験が延期や中止になった際の対応など、各試験のHPなどでも要綱を随時チェックすることが重要です。それぞれのリンクからこまめにアクセスし、状況の確認に努めましょう。

また、延期や中止となった試験に関しては、実施時に受験者が例年以上に増加する可能性があります。競争率が激しくなることも予想されるため、より一層の努力が求められることも頭に入れておきましょう。

※本記事の内容について参考にする際は、念のため関連省庁や各試験実施機関等にご確認ください。