株式会社HRビジョンが、「日本の人事部」会員160,000人(企業の人事担当者・経営者)を対象にしたアンケートの集計結果をまとめた「日本の人事部 人事白書2020」を発刊した。

その内容は、「戦略人事」「採用」「育成」「評価・賃金」「ダイバーシティ」「働き方」「HRテクノロジー」「新しい人事課題」の8テーマ(168問)ついて行われたアンケート調査に、のべ4,620社、4,783人の回答を集約したものだが、日本企業の人事の実態や課題を浮き彫りにする白書となっている。

「人事白書2020」から見えてきたのは、「経営戦略実現に貢献する人事ができているのは、わずか4社に1社」、「同一労働同一賃金の施行直前、約7割が対応不十分」、「女性管理職の比率、10%未満が半数以上」、「テレワーク導入率は44.8%」などの実態である。

こうしたアンケート結果で浮き彫りとなった、企業が抱える人・組織に関する課題や戦略・施策の現状と、識者による解説、さらに近未来予測なども盛り込まれているため、経営陣をはじめ、採用や育成、マネジメントに携わる管理部門担当者などにも参考になりそうだ。

なかでも注目すべきは、働き方が大きく変わろうとしているなかでの特別企画、守島基博学習院大学教授による、この先のトレンドや、人事が持つべき視点などについての解説である。

「人事白書」は、2013年から年1回発刊されているが、2020年版の価格は、A4判で350ページ、データ版・製本版は8,000円(税別)、データ版と製本版セットは10,000円(税別)である。

また、人事トレンドや課題の変化を経年で見比べることができるように、2017年〜2019年発刊のバックナンバーと、2020年版をセット(25,300円・税込+送料)で購入することもできる。詳細については日本の人事部のサイトで確認することをおすすめする。