ビジネスパーソンの日常の一部である通勤時間。会社から徒歩数分で済む人もいれば、2時間以上かけて新幹線通勤をする人もおり、この時間の長さや過ごし方はさまざまだ。毎日繰り返す“通勤時間”、他のみんなはどのように過ごしているのだろうか?

そこで「マネジー」では読者を対象に、通勤時間についてのアンケート調査を行った。本記事では、その結果をご紹介しよう。

※調査概要
「マネジー」通勤時間に関する読者アンケート
調査期間:2020年8月25日〜9月1日
有効回答数:933人
調査方法:インターネットによる任意回答
※四捨五入によって、合計が100%にならない場合があります。

通勤時間「60分未満」までが約7割 10人に1人は90分以上!

最初の質問は「自宅から会社まで、通勤時間は何分ですか?」。ドア・ツー・ドアの所要時間を尋ねた結果がこちらだ。

・5分未満…5.1%

・5分〜10分未満…3.3%

・10分〜30分未満…20.2%

・30分〜60分未満…40.5%

・60分〜90分未満…20.7%

・90分〜120分未満…8.4%

・120分以上…1.8%

「30分〜60分未満」と回答した人が全体の約4割で最も多く、5分未満〜60分未満の総計では約7割に。このことから、通勤時間のひとつの目安は“60分未満”までと言えそうだ。また、90分〜120分以上の総計が約1割と、10人に1人は長時間通勤をしていることが判明した。


「ちょうど良い」が約半数 「短くしたい」人も4割以上

次の質問は「今の通勤時間に関してどのように思っていますか?」。通勤時間をちょうど良いと感じるか、長く(短く)感じるかは、各自の考え方や過ごし方によって異なるはずだ。コメントも含めてご紹介しよう。

・ちょうど良い…53.8%

・長いので短くしたい…43.9%

・今より長くても良い…2.3%

“ちょうど良い”派の人

「満員電車のストレスを解消したい」(通勤時間:10分〜30分未満)

「自宅と仕事のスイッチのオンオフの切り替えにちょうどいい時間だから」(通勤時間:30分〜60分未満)

「あまり会社から近いと、(同じ会社の人に)スーパーなどで会って気まずいから」(通勤時間:30分〜60分未満)

「電車内で新聞や本を読む時間があり、時間がかかり過ぎることもなく、ちょうど良い」(通勤時間:60分〜90分未満)

“長いので短くしたい”派の人

「トイレに行きたくなるから」(通勤時間:30分〜60分未満)

「電車内で必ず座れるわけではないので、時間を有効に使えない」(通勤時間:90分〜120分未満)

「在宅勤務を経験したことで、片道1時間半(往復3時間)はもったいないと感じるようになった」(通勤時間:90分〜120分未満)

「新型コロナウイルスの感染リスクを考えると、通勤時間は短い方が望ましい」(通勤時間:120分以上)

“今より長くても良い”派の人

「交通費が貰えないから」(通勤時間:5分〜10分未満)

「自動車の運転が苦にならないため」(通勤時間:10分〜30分未満)

「長くても乗り換えが少なければ、読書時間に充当できるから」(通勤時間:30分〜60分未満)

“ちょうど良い”派と“長いので短くしたい”派で全体のほとんどを占め、その割合は大差がなかった。

前述の通勤時間を調べた結果では、60分〜120分以上の総計が約3割。通勤時間への思いを尋ねた本質問で「長いので短くしたい」と回答した約4割に近い数字で、“60分以上”の人々が「通勤時間が長い」と感じている可能性が高そうだ。

“長いので短くしたい”派の中には、新型コロナウイルス感染症対策でテレワークを経験し、改めて通勤時間のムダを実感したという人が多かった。

理想の通勤時間は「10分〜30分未満」

また、本アンケートでは理想の通勤時間は何分かについても尋ねてみた。結果は以下のとおりだ。

・5分未満…7.9%

・5分〜10分未満…10.4%

・10分〜30分未満…50.3%

・30分〜60分未満…28.8%

・60分〜90分未満…2.4%

・90分〜120分未満…0.2%

・120分以上…0.0%(回答者なし)

最多は「10分〜30分未満」で、全回答者の半数を占めた。意外にも、5分未満〜10分未満の総計は2割に満たなかった。これは、公私の切り替えをするには時間が足りないなどの理由が予想される。

通勤時間は“読む”派が大半 インプット時間で有効活用

最後の質問は「通勤時間はどのようにして過ごしていますか?(複数回答可能)」。ビジネスパーソンが、限られた時間とスペースでどのように過ごしているかがわかる、興味深い結果となった。

ニュースサイト(ビジネス関連)…28.8%

読書…25.2%

ニュースサイト(ビジネス以外)…24.4%

車窓を眺める…23.7%

睡眠…21.9%

SNS…17.5%

ゲーム…10.7%

新聞…10.4%

資格勉強…10.3%

動画サイト…4.0%

漫画…3.3%

その他…20.8%

マネジー読者の通勤時間の使い方は、「ニュースサイト(ビジネス関連)」が最多だった。次点は「読書」で、順位は落ちるが「新聞」「資格勉強」もそれぞれ約1割ずつであった。自由に使える通勤時間を、ビジネスや生活に役立つ情報を得る“インプット時間”として有効活用している人が多いようだ。

コロナ禍でテレワークを経験し、通勤時間がない働き方をすることで、改めてその時間の長さや過ごし方を意識した人は多いだろう。

所要時間の長さは人それぞれだが、自身に合う方法で有意義に過ごすことが大切だ。インプット時間にするもよし、公私のオンオフ時間やリフレッシュ&休息時間にするもよし。たとえ満員電車の中でも、前向きな気持ちになれる過ごし方を見つけたいものだ。