学校法人産業能率大学総合研究所は、従業員数6人以上の企業経営者(経営トップ)を対象に、今年(2020年)の最優秀経営者は誰かをたずねるアンケート調査を実施し、その結果を「社長が選ぶ 今年の社長」としてまとめて発表した。

2008年から毎年実施しているこの調査は、今回で13回目となるが、2020年の「今年の社長」第1位には、トヨタ自動車の豊田章男氏が5年ぶりに選ばれた。

豊田氏は、2015年にも第1位に選ばれ、通算2回目の1位だが、昨年まで4年連続で2位に甘んじていたが、コロナ禍でも業績の上方修正を発表したことが大きなインパクトを与え、未来志向の経営理念が高く評価されたようだ。

また、自らが前面に出て語り掛ける姿勢も共感を呼び、全年代でトップの支持を得ての第1位である。

さて、今回初めてトップ10入りしたのは、8位の古川俊太郎氏(任天堂)と、10位の星野佳路氏(星野リゾート)の2人だ。

古川氏は、家庭用ゲーム機の販売が好調なこととゲームソフトにヒット作が出ていることなど、星野氏はコロナ禍による厳しい環境の中での経営手腕が高く評価されてのトップ10入りである。

【社長が選ぶ今年の社長2020年トップ10】

1位 ( 2位) 豊田章男(トヨタ自動車)

2位 ( 1位) 孫正義(ソフトバンクグループ)

3位 ( 4位) 大山晃弘(アイリスオーヤマ)

4位 ( 3位) 小濱英之(ワークマン)

5位 ( 6位) 永守重信(日本電産)

5位 (18位)    似鳥昭雄(ニトリホールディングス)

7位 ( 5位)    柳井正(ファーストリテイリング)

8位 ( − )     古川俊太郎(任天堂)※初

9位 ( 7位) 吉田憲一郎(ソニー)

10位(33位)    星野佳路(星野リゾート)※初

※( )内は前年の順位/(―)は前年得票無、 (初)は今回初めてトップ10入り

詳細は、同大のサイト(https://www.hj.sanno.ac.jp/cp/feature/202012/09-01.html)からダウンロードすることができるので、世の社長たちが、どのような点を経営手腕として評価しているのか、確認しておくといいのではないだろうか。