吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんのマンガ「鬼滅の刃(きめつのやいば)」。電子版を含むコミックスのシリーズ累計発行部数が4000万部を突破するなど大ヒットしている。今、最も勢いのあるマンガで、グッズも好調だ。

 「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が、凶暴な鬼に変異した妹を元に戻し、家族を殺した鬼を討つために旅立つ……というストーリー。2016年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まった。2019年4〜9月に放送されたテレビアニメが人気となり、コミックスの売り上げが急増。テレビアニメ開始時の2019年4月のシリーズ累計発行部数は約350万部で、今年1月には4000万部を突破。約10カ月で約11倍と破竹の勢いで部数を伸ばしている。

 グッズは、缶バッジやキーホルダー、文具、アパレル、フィギュア、ぬいぐるみなどの定番だけでなく、シゲキックス、ぷっちょ(共にUHA味覚糖)、 ベビースターラーメン(おやつカンパニー)などのコラボ菓子も発売。携帯型育成玩具のたまごっち(バンダイ)とコラボすることも話題になっている。

 関係者によると「グッズはとにかく売れています。少年マンガということもあり、男児にも人気ですが、10〜20代の女性の人気がすさまじい」という。そもそも深夜アニメとして放送されたが、アニメファンだけでなく、幅広い層から支持を集めている作品だからこそ、人気商品とのコラボを実現しているようだ。

 「しばらく鬼滅バブルは続きそう。各社が続々と新商品を予定しているようです」という声もある。劇場版「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(外崎春雄監督、10月16日公開)も控えており、バブルはまだまだ続きそうだ。