スウェーデンの作家、ルーネル・ヨンソンの児童文学「小さなバイキング」シリーズが劇場版アニメ化され、10月2日に公開されることが明らかになった。タイトルは「小さなバイキング ビッケ」で、女優の伊藤沙莉さんが主人公で勇敢な海賊の息子のビッケの声優を務める。

 「小さなバイキング」シリーズは、1963年に発表され、1965年にドイツ児童図書賞を受賞。1972〜1974年にドイツと共同制作のテレビアニメが放送され、最高視聴率20.5%を記録した。体は小さいが頭脳めいせきな海賊の息子のビッケが海賊の一員になり、知恵を生かして事件や困難を乗り越えていく姿を描く。

 劇場版アニメは、原作にはないオリジナルストーリーのCGアニメ。何でも黄金に変えてしまう魔法の剣の秘密を解き明かす物語が描かれる。ビッケが愛する母イルバを救うため、海賊の父ハルバルと仲間とともに大冒険を繰り広げる。

 ヨーロッパで人気を集めたテレビシリーズ「Vic The Viking」に参加したエリック・カズさんが監督を務め、脚本を手がける。「SING/シング」「ペット」「怪盗グルーのミニオン大脱走」などのティモ・ベルクさんが作画監督を務める。

 伊藤さんは「今回ビッケ役を演じさせていただくことが決まり、緊張と興奮のハーフ&ハーフといった気持ちでいっぱいです。世代的に私の母など、身近な人たちが幼いころに触れた思い出の作品ということもあり、その世代の方々に、もう一度あの頃のワクワクを感じていただけるように! そして、今のお子様たちや私と同世代の方など幅広く楽しんでもらえるよう、精いっぱい頑張ります! 知恵と勇気あるビッケが、いろいろな危機を乗り越えて、どんな冒険を繰り広げるのか、ご期待ください!」とコメントを寄せた。