5月7日放送の「プレバト!!」俳句査定は、名人10段の梅沢富美男が番組史上初の“永世名人”に昇格を果たした。「春の花屋さん」をお題に「花束の出来る工程春深し」と詠み、見事に“永世名人”の座をつかみ取った梅沢は「お待っとおさまでした! ついに永世名人になりました!」と喜びをかみしめた。夏井先生も感動のあまり涙目になりながら偉業を祝福。しかし、MCの浜田雅功が「永世名人ですから、もう卒業ということで?」と切り出すと、梅沢は「番組の立ち上げから一緒にやってきた人間ですよ?」とビックリ仰天。最後まで「そんなこと視聴者が許さない!」と卒業を断固拒否していた。

「もう卒業?」浜田の発言を永世名人・梅沢富美男が「視聴者が許さない!」と一蹴

今回は「春の花屋さん」をお題に、特待生昇格試験に名人10段の梅沢富美男、名人初段の立川志らくが登場。

まず、志らくが「春バラの赤やバンクシーの風船」で惜しくも"現状維持"査定。そして、1つでも添削があれば後退となる厳しすぎる試練"永世名人への道"に4度目の王手をかける梅沢の挑戦に。あと一歩まで迫りながら3度失敗している梅沢は「もう落ちてもいいから、本来の梅沢富美男の句を詠もうと心を入れ替えました!」と心機一転で、俳句人生をかけた渾身の一句を披露した。

<1つ前進 永世名人に昇格>
花束の出来る工程春深し
       梅沢富美男

「花屋さんに行った時に、じつに花束を作るのが上手い女の子がいたんです。いろいろ重ねていくうちに、だんだん素晴らしい花束ができるんです。それを見ているうちに、ああ春なんだなと思って。その気持ちを書きました」

浜田が「1つ...前進! 永世名人!!」と番組史上初の永世名人の誕生を告げると、ついに悲願を果たした梅沢は「やったー!!」と歓喜のガッツポーズ。番組スタートから6年半、94句目にして偉業を成し遂げたミスタープレバト梅沢に、スタジオから大歓声と拍手喝采が巻き起こった。

俳人・夏井いつき先生は「非常に難しいことに挑戦してくださった。この句はどんな"花束"なのかを映像として描いていないんです。さらに、"出来る工程"というのもある程度の時間を意味しているだけ。上五、中七では花束を作る人の手元だけで具体的なことは何も書かない。こういう展開できたら、具体的な季語や映像を持った季語を置いて、安全策をとるものなんです。ところが、"春深し"という映像を持たない時候の季語なんです」と超ハイレベルな挑戦をしていることを解説。

そして、「最後に季語が出てきた瞬間に、読み手の脳の中には、水切りの水、花ばさみの切っ先、花を束ねたり外したりたりする動き、リボンやセロハンの手触りとか、"春深し"のイメージを持った花束が出来上がっていく。作者の抱いた考えに近いものを読み手にちゃんと手渡している。これは季語をちゃんと信じないと、やる勇気はない」と大絶賛し、「永世名人は季語を信じる力を持った人に差し上げたい称号です!」と褒めたたえた。

満面の笑みの梅沢が「お待っとおさまでした! プレバトファンの皆様、ついに永世名人になりました!」と高らかに宣言すると、夏井先生も感動のあまり涙目になりながら祝福。

さらに、これまで番組で100万円を超える着物や1000万円もの高級腕時計を披露してきた梅沢が「心底うれしいです! この番組でいくら金を使ったか? そんなことも全て吹っ飛びました!」とボヤくと、スタジオは大爆笑に包まれた。

しかし、浜田が「梅沢さんは永世名人ですから、もう卒業ということで?」と切り出すと、梅沢は「はあっ? 番組の立ち上げから一緒にやってきた人間ですよ?」とビックリ仰天。浜田は「志らくさんやタイトル王者の皆さんもいますから」としつこく迫ったが、梅沢は「あんなものは最近じゃないですか?」「私がこの番組を怪物番組に仕上げたんだ! 私なのに?」と猛反論。最後まで「えっ卒業? そんなこと視聴者が許さない!」と断固拒否していた。

東大卒のインテリ落語家・春風亭昇吉の"才能アリ"に、志らくが「ムカつきます」

ランキング戦には、東大卒のインテリ落語家・春風亭昇吉が初登場。さらに筧利夫、麒麟・川島明、ファーストサマーウイカ、堀田茜も参戦する。在学中に東京大学総長賞を受賞した秀才の昇吉が「僕は絶対に"才能アリ"ですよ!」と自信を見せると、落語家の先輩・志らくは「東大は鈴木光ちゃんがいるし、落語家は私と三遊亭円楽師匠がいる。なに合わさったヤツが来ているんだよ!」と気に食わない様子。さらに、ファーストサマーウイカも「自信あります。サマー姉さん(夏井先生)の公式妹分の名をもらいに来ました」と意気込んだが、今回は"才能ナシ"が3人も続出する大荒れの展開となってしまう。

まず、川島が"才能ナシ3位"。続いて、堀田が"才能ナシ4位"に。酷すぎる俳句のオンパレードに夏井先生は「こういうのは来なくていい」と怒り心頭。その後、ファーストサマーウイカが"凡人2位"、筧が"才能ナシ最下位"になり、なんと昇吉が初参戦にして"才能アリ1位"を獲得する。

<才能アリ1位>
風信子数にあまれる失意あり
       春風亭昇吉

「ヒヤシンスは花がたくさん咲くんです。でも花言葉は、これくらいじゃ許してもらえないだろうという後悔とか懺悔の気持ちなんです。"風信子"という漢字にしてみると、噂や手紙など徒名(あだな)関係を思い起こさせる。大人の世界を象徴するというか」

新たなライバルの登場に志らくは「とっても素晴らしい句なんですけど。何かムカつきますね。落語家の粋な句じゃなくて、頭でこしらえている東大生の句だから。君は"東大王チーム"に行った方がいい」と苦々しい顔つきだったが、夏井先生は「とても良くできています!」と絶賛。

先生は「"風信子"はヒヤシンスの和名。"数にあまれる"というのは、ある基準を超えて、何かがあるという意味。あのヒヤシンスの花の数を超えるほどの失意を抱えているという句ですね。"風信子"と"失意あり"という全く関係のないものを中七がゆるく上手に意味の上で繋いでいるという、ちょっとテクニックのいる技を使っているんです」と解説し、添削もなし。いつもは辛口の先生からのお褒めの言葉に、昇吉は「うれしい!」と笑顔を見せていた。

     ◇

さて、次回は・・・
梅沢富美男 永世名人襲名スペシャルをお届け!
これまでの夏井先生と梅沢の名バトルや劇的添削シーンなど、名場面を振り返ります!
梅沢に新たな試練も...!?
お楽しみに〜! 動画はこちら

芸術性や文才など芸能人のあらゆる才能をプロが査定! 才能アリなら絶賛!才能ナシなら容赦なく酷評!浜田雅功が最強講師陣を率いてお届けする新しいカルチャースクール番組『プレバト!!』はMBS/TBS系で毎週木曜よる7時放送。https://www.mbs.jp/p-battle/


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