【モデルプレス=2020/02/11】「2019年 第93回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」が11日、都内で行われ、「愛がなんだ」「さよならくちびる」などで助演男優賞を受賞した俳優の成田凌が登壇した。

同賞は、老舗映画雑誌「キネマ旬報」が1924年(大正13年)に創設。その年を代表する「日本映画」「外国映画」を10本挙げるほか、個人賞として「主演男優・女優賞」「助演男優・女優賞」「新人男優・女優賞」など、その年の称賛すべき映画作品や映画人を表彰する。

◆成田凌、出演作6本中5本で助演男優賞

助演男優賞を受賞した成田は「やっぱり嬉しいですね。まだ役者を始めて5年くらいしか経っていないですけど、こんな未熟な僕を選んでいただけてありがとうございます」と感謝。2019年に出演した映画6本のうち5本での受賞ということで、「ザックリだなあと思って(笑)」と笑いつつ、「作品に関わってくださった皆さんに感謝しかないです。そして選んでくれて感謝しかないです。現場に行くたびに力が足りないなと思うのと同時に、いかにして支えられて、一つひとつの役を作ってくれていて、そして共演者の方からいろんなことを学んでばかりでした」と思いを語った。

加えて、楽屋にあった『キネマ旬報』を見て、どんな人が選んでくれたのか確認したことを明かし「見たらダントツでした。1位だなと思って、嬉しいなと思いました」と胸を張って笑いを誘ったが、『カツベン!』での主演男優賞は「2位でした」と、『宮本から君へ』で主演男優賞を受賞した池松に一歩及ばず。成田は「すごい差があって悔しいなと思いました。やっぱ足らないんだなと思ったのでいつか…」と次なる目標を掲げた。

また、出演本数が多いことが話題に上がると「自分でもいつ撮っているんだろうって思います」といい、「(作品ごとに)気持ちは切り替えられるんですけど、準備をしないといけないこともあって、『さよならくちびる』という作品ではギターの勉強をしなくちゃいけなくて、『愛がなんだ』と『スマホを落としただけなのに』を同時に撮っていて、『スマホを落としただけなのに』で血まみれになりながら、ギターを練習したりしていました」と苦労を明かした。

◆主演男優賞は池松壮亮

主演男優賞を受賞した池松は、「この度、名誉ある賞をいただきまして光栄に思っています。それから、お決まりにはなりますけど、こうしてまたいろんな人たちに感謝できる場をいただいたと思って、この場をお借りして映画をともに作り上げたみんな、それからともに戦ってきた人たち、この映画を共有してくれた、観ていただいた方々に心から感謝します」と受賞の喜びを語った。(modelpress編集部)

■受賞結果

・日本映画ベスト・テン第1位 「火口のふたり」(監督:荒井晴彦 配給:ファントム・フィルム)
・外国映画ベスト・テン第1位 「ジョーカー」(監督:トッド・フィリップス 配給:ワーナー・ブラザース映画)
・文化映画ベスト・テン第1位 「i-新聞記者ドキュメント-」(監督:森達也 配給:スターサンズ)
・読者選出日本映画ベスト・テン第1位 「半世界」(監督:阪本順治 配給:キノフィルムズ)
・読者選出外国映画ベスト・テン第1位 「ジョーカー」(監督:トッド・フィリップス 配給:ワーナー・ブラザース映画)

【個人賞】
日本映画監督賞:白石和彌 「ひとよ」「凪待ち」「麻雀放浪記2020」
日本映画脚本賞: 阪本順治 「半世界」
外国映画監督賞:トッド・フィリップス 「ジョーカー」
主演女優賞:瀧内公美 「火口のふたり」
主演男優賞:池松壮亮 「宮本から君へ」
助演女優賞:池脇千鶴 「半世界」
助演男優賞:成田凌 「愛がなんだ」「さよならくちびる」ほかにより
新人女優賞:関水渚 「町田くんの世界」
新人男優賞:鈴鹿央士 「蜜蜂と遠雷」「決算!忠臣蔵」
読者選出日本映画監督賞:阪本順治 「半世界」
読者選出外国映画監督賞:トッド・フィリップス 「ジョーカー」
読者賞:ライムスター宇多丸、三沢和子 連載『2018年の森田芳光』
特別賞:和田誠

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