【モデルプレス=2020/02/13】Hey! Say! JUMPの高木雄也(※「高」は正式には「はしごだか」)が舞台『裏切りの街』で初の単独主演を務めることがわかった。

2010年にパルコ劇場に初めて書き下ろされた演出家・三浦大輔の傑作『裏切りの街』が、10年ぶりに東京と大阪で上演。今作は、しがないフリーターの若者が、恋人に嘘をつき、現実と向き合おうとしないまま、主婦との先のない関係をずるずると続けるストーリー。

現代の軽薄な人間関係や時代性をリアルに描く今作で高木が演じるのは、これまで舞台で演じてきた 役柄とは異なり、将来の展望もなく、現実から目を背けて生活する若者。その相手役となるのが、数々の映像作品での活躍に加え、『トーチソング・トリロジー』(06)や『NO.9-不滅の旋律-』(18)等の舞台作品でも熟練した演技を見せている実力派女優の奥貫薫。日常から逃げるように、出会い系サイトで知り会った若者と不倫関係に陥る、どこにでもいそうな平凡な主婦を生々しく演じる。

『裏切りの街』は、5月31日〜6月16日に新国立劇場中劇場にて東京公演、6月20日〜22日にクールジャパンパーク大阪WWホールにて大阪公演が上演される。(modelpress編集部)

■ストーリー

無気力なフリーター、菅原裕一(高木雄也)と平凡な専業主婦、橋本智子(奥貫薫)。菅原には長年つきあっている 彼女がいて、智子には結婚している夫がいる。その2人が出会い系サイトで知り合い、出会い、恋愛をし、逢引を繰り返す。2人はお互いに何かを求めるわけでもなく、この恋愛に発展性がないこともわかっている。お互い、大切だと思えるパートナーがいるにもかかわらず、身のない「浮気」を繰り返す。会っている意味など考えず、「裏切る」という行為の罪悪感に苛まれることもなく、惰性ともいえる2人の関係は続いていく。そして、家に帰れば、お互いのパートナーに対して、別の愛情表現をする。それを壊す勇気などない。この先、自分はどうしたいのか。そんなことは考えない(ふりをした)まま、ただただ日常生活をこなしていく…。

◆三浦大輔コメント

『裏切りの街』、再演です。初演の舞台から10年。その間に映像化もされました。執筆していたときは、この作品とこんなに 長くつきあうことになろうとは思いもしませんでした。これほど息の長い作品になったのは、多分、時が流れ、時代が変わろうとも、揺るがない普遍性が『裏切りの街』にはあったからでしょう。人間なんて、とても曖昧で、とてもぼんやりとしていて、『善』と『悪』が行ったり来たりする振り子のように、宙ぶらりんなものなのです。「まあ…いっか」の「まあ…」のとき、一瞬でもためらったなら、その瞬間の人間はとても優しい。この作品を、“何となく”人を裏切ったことのある全ての人に捧げます。

『裏切りの街』の主人公、菅原裕一は僕の分身です。いつも華やかな世界にいる高木君が、「クズ」にもなり切れない、中途半端極まりない、どうしようもない主人公をどう演じ切ってくれるのか、何だかにやけてしまうくらい、今は、楽しみと期待でいっぱいです。

◆高木雄也コメント

今回、舞台「裏切りの街」にて、単独初主演をやらせていただける事になりまして、三浦さんに演出してもらえるのが本当に光栄ですし、役者として新しい自分を引き出して下さるのではないかと、今からワクワクしています。

再演で凄くファンも多い舞台で、怖い気持ちもありますが、自分らしくこの作品にぶつかって、楽しみながら演じたいと思います。

◆奥貫薫コメント

今回のお話をいただき、台本を最後まで読ませていただいて、ラストシーンが本当に素敵で、あぁこのシーンを演じてみたいなぁと心が動きました。作品にとって重要な、とても大きな役で、自分に務まるのか不安もありますが、私の心と体の精一杯で臨みます。

三浦さん、高木さん、スタッフの方々と共に、観に来てくださる皆様に素敵な物語を届けられるよう、丁寧に稽古を積み重ねていきたいと思っています。


【Not Sponsored 記事】