トレーニングやダイエットに欠かせない「食事」。多くのトレーニーが抱えている栄養・食生活のギモンについて、ボディメイクを食事面からサポートする「Muscle Deli(マッスルデリ)」の管理栄養士・調理師の大石三紗さんが解説します。今回は“炭水化物”をテーマに、ずっと糖質を摂らないでいるとどうなるのか聞いてみました。

糖質断ちなどで糖質不足が続くと、カラダにどんな影響を及ぼすと考えられますか?

筋肉や脂肪を分解して栄養を補おうとします。

「食事からの糖質の摂取がストップすると、カラダは筋肉や肝臓に貯蓄していた糖を分解し、エネルギー源として利用します。カラダや脳はたくさんの糖質をエネルギー源として使っているため、貯蓄はすぐに底をつき、補給がままならないと筋肉や脂肪を分解して栄養を補おうとします。

タンパク質や脂質などで補うこともせず栄養補給がままならない状態が続いてしまうと、栄養をまかなうために筋肉や脂肪が消費されます。体重が落ちていくので一見ダイエットに効果があるように見えますが、筋肉が減ると結果的に脂肪を燃やす力が下がるため、食事量や内容を戻すと前以上に太りやすいカラダになる可能性も。

また、脳のエネルギー源である糖質の極端な制限は、集中力を下げてしまう原因にもつながりかねません。糖質量をコントロールして体重管理をする場合は、そのようなリスクがあることも知っておく必要があるでしょう」(大石さん)

[プロフィール]
大石三紗(おおいし・みさ)
株式会社Muscle Deli管理栄養士、調理師。RIZAP株式会社でカウンセラーとして累計1500人以上のカウンセリングや食事指導を通じボディメイクをサポート。指導だけでなく実践できる食事管理の重要性を感じ、Muscle Deliに入社し、商品開発や食事指導をおこなう。学生時代には料理ブログでエリア人気No.1を獲得。

記事協力
・株式会社Muscle Deli https://muscledeli.co.jp/

マッスルデリ<Text:編集部/Photo:Getty Images>