暖かくなりカラスの巣作りが盛んになっています。
電柱にできたカラスの巣が原因の停電を防ごうと、4月25日、巣の撤去作業が行われ報道向けに公開されました。

毎年3月から5月にかけて盛んになるカラスの巣作り。

巣は木の枝や針金などの金属で作られていて、電線に触れると停電が起こる恐れがあります。

こうした停電を防ごうと東北電力ネットワークでは毎年巣の撤去作業をしていて、2024年は3月末までに95個の巣を撤去しています。

25日は作業員が高所作業車で約12メートルの高さまで上がり、電気を通さない棒状の道具を使って5分ほどで巣を取り除きました。

中條奈菜花アナウンサー
「こちら実際に撤去されたカラスの巣です。大きさはおよそ60〜70センチ。外側は木の枝、そして内側はビニールや綿などやわらかい素材でできています」

東北電力ネットワーク花北電力センター配電工事課 濱西勉配電主査
「気温が高かったのもあり例年より早く巣作りが始まっている状態」

東北電力ネットワークでは電柱に巣を見つけたらコールセンター(0120‐175‐366)まで連絡するよう呼びかけています。