調理師に聞いた。ゴーヤってどうして夏に食べるといいの?保存法は?【レシピあり】

調理師に聞いた。ゴーヤってどうして夏に食べるといいの?保存法は?【レシピあり】

ゴーヤと言えば、夏のイメージ。栄養価が高く、手軽に手に入れることができるのは旬である7〜9月ということで、今がまさに旬。でもなんで夏に食べるのがいいのでしょうね。

とりあえず買ってみたけど、家でどうやって扱ったらいいのかわからない……ということで、調理師の方に聞いてみました。

調理師の糸井朱里さんです。食にまつわるエディター、ライターとしてもご活躍されています。

調理師に聞いた。ゴーヤってどうして夏に食べるといいの?保存法は?【レシピあり】

ーーそもそも、ゴーヤとはどんな野菜ですか?

糸井さん:ゴーヤは「にがうり」とも呼ばれています。その名の通りウリ科の野菜で、日本では沖縄や鹿児島などで多く栽培されています。独特の苦味があり好き嫌いが分かれるところですよね。中のワタと種を取り出して、薄切りにしたものをゆでてお浸しにしたり、炒めたり揚げたりしていただきます。

ーーゴーヤってどうして夏に食べるといいんですか?


糸井さん:ゴーヤには、「モモデルシン」という成分が含まれており、これがあの苦味の元になっています。この「モモデルシン」には消化を促し食欲を増進させる効果があります。そのため夏バテしそうな時こそゴーヤはおすすめですね。

また、ゴーヤのビタミンCは加熱しても壊れにくいので、日焼けによるシミ・ソバカス対策としても期待したいところ。本当に、夏にぴったりな野菜です。

ーーでも苦味がちょっと苦手です。どうしたら食べやすくなりますか?


糸井さん:苦み成分は水溶性なので、調理前に塩を振ってよくもんでおくと苦味を抜くことができます。さらに塩に少し砂糖をプラスしてもむと、より苦みを感じにくくなりますよ。じっくり炒めると苦みが弱くなるので、佃煮のようにしても食べやすくなります。

ーー苦くないゴーヤってあるんですか?

糸井さん:白ゴーヤはもともと苦みが少ないので、苦いのが苦手という人にはおすすめです。普段なかなか見かけませんが、あまりイボがない、なめらかゴーヤという品種も同じく苦味が少ないですね。

調理師に聞いた。ゴーヤってどうして夏に食べるといいの?保存法は?【レシピあり】

▲こちらが白ゴーヤ。生食でも苦味が少ないので食べやすいそうです。スーパーで見かけたら買ってみます

ーー冷蔵庫でどうやって保存したらいいですか? 冷凍してもいい?

糸井さん:できれば、買ってきたその日に使い切ることをおすすめします。それが無理なら、ワタと種を取って、スライスしたゴーヤを塩揉みし、サッと下ゆでしてから固く絞りって、冷蔵あるいは冷凍保存してください。

おいしく食べるなら、保存期間は冷蔵で3〜4日、冷凍で1週間ほどと考えてください。

ーー相性のいい調味料や食材は?

糸井さん:油で炒めてもゴーヤの栄養価は損なわれにくいので、油との相性はいいです。油の代わりにマヨネーズを使うとまろやかになったり、醤油と砂糖で炒め煮にするのもおすすめです。

ナスやピーマン、トマトなど、夏野菜同士なら相性ばっちり。豚肉や卵、豆腐などのタンパク質系も組み合わせるとよい食材。ゴーヤにはたっぷりのビタミンCが含まれており、このビタミンCはタンパク質の吸収をサポートしてくれます。

ーーありがとうございました!

それでは、いざ調理!

さて、私もさっそくゴーヤを使った料理を作ってみます!

といえば、やはりパッと思い浮かぶのがゴーヤチャンプルーですが、今回はあえてそれ以外の料理にチャレンジしました。

ゴーヤトースト

調理師に聞いた。ゴーヤってどうして夏に食べるといいの?保存法は?【レシピあり】

【材料】(1人分)

食パン…1枚 とろけるチーズ…1枚 ベーコン・ゴーヤ…適量 バター・マヨネーズ・黒こしょう…各少々

【作り方】

食パンを4等分にカットします。あらかじめカットすることで食べやすくなります。 食パンにバターを塗り、その上にチーズをのせます。 ベーコンとゴーヤを均等に並べ、マヨネーズをかけてトースターで1〜2分程度焼きます。 仕上げに黒こしょうをかけてできあがり!

マヨネーズとチーズがゴーヤの苦みを隠してくれます。マスタードをチーズの下に塗っておくのもまたおいしいですよ。

ゴーヤ入りカレー

調理師に聞いた。ゴーヤってどうして夏に食べるといいの?保存法は?【レシピあり】

【材料】(人数に合わせて)

普段のカレーの材料にゴーヤをプラス!

こちらは普段のカレーにゴーヤを加えただけ。手抜きじゃありませんよ。食材を炒めるときに、ゴーヤも一緒に入れてしまいましょう。今回はナスやトマトなどの野菜を中心に作ってみました。

カレーでゴーヤの味が消えてしまうのでは……と思いましたが、いい具合にゴーヤさんが自己主張してきます。

ゴーヤとと後の中華風炒め

調理師に聞いた。ゴーヤってどうして夏に食べるといいの?保存法は?【レシピあり】

【材料】(1人分)

ゴーヤ…1/4 トマト…中1個 絹ごし豆腐…半丁 中華だし・酒…各大さじ1 しょうゆ…小さじ1 かつおぶし…お好みで

【作り方】

ゴーヤを5mm程度に切って、塩もみをしておきます。 トマトは一口大にカット、豆腐は水切りを。 フライパンにごま油をひき、トマトを投入。軽く温まってきたら豆腐を入れて崩しながら炒めます。 ゴーヤを入れて、酒、中華だしをふり入れます。 ゴーヤに火が通ったら、しょうゆを回し入れ、お皿に盛りつけます。かつおぶしをかけたら完成。

豆腐のせいで見た目がゴーヤチャンプルーっぽいですが、味は全然違います。夏野菜トマトの酸味とゴーヤの苦味がほどよくマッチ!

ゴーヤの肉詰め

調理師に聞いた。ゴーヤってどうして夏に食べるといいの?保存法は?【レシピあり】

【材料】(1人分)

ひき肉…100g ゴーヤ…半分 塩コショウ…少々 酒…大さじ2

【作り方】

ゴーヤを輪切りにしてワタの部分をくり抜きます。 ひき肉をボウルに入れ、塩コショウを少々ふりかけてよく混ぜます。 ゴーヤに少しはみ出る程度に、ひき肉を詰めます。 フライパンに油をひき、中火で焼きます。 焦げ目がついたらひっくり返し、弱火にしてお酒を回しかけた後、フタをして3分ほど蒸し焼きにします。 お皿に盛って完成!

味は薄めにして、七味をかけたり、マヨネーズやケチャップをつけても○。おつまみなどにも最適です。

ほかにも、ツナマヨとあえてみたり、塩でもんだゴーヤと梅干と和えてみたりと、ゴーヤをいろいろな料理に入れ込むことができそう。夏バテ防止に活用したいですね。

※この記事は2017年7月の情報です。

書いた人:ふくだりょうこ

調理師に聞いた。ゴーヤってどうして夏に食べるといいの?保存法は?【レシピあり】

ライター。1982年大阪府生まれ、東海大学文学部文芸創作学科卒。2006年よりフリーライターとして活動、現在は女性向け恋愛シミュレーションゲームのシナリオなどを主に執筆。締切前のドーナツと、1人焼き鶏、そしてビールとハイボールが日々の楽しみ。日替わり定食っぽい料理を作るのが好きです。

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