ベトナムで大流行中の「ヨーグルトコーヒー」は先入観を打ち砕かれるうまさ【ブームの予感】

ベトナムで大流行中の「ヨーグルトコーヒー」は先入観を打ち砕かれるうまさ【ブームの予感】

マイクロ出版社、ferment booksの(よ)です。実は、みなさんに試して欲しい飲みものがあるんです。

それは、ヨーグルトコーヒー(上の写真)。

もうこの時点で、

「え〜っ!? ヨーグルトとコーヒーなんて、合うわけないじゃん!!」

って思った、または、口にした読者が全体の約70%ほどは存在すると思うのですが、やホント、ダマされたと思って、一度、試してみてほしいんですよ。

めっちゃウマなんで。

「そう、おいしいんですよ〜。ヨーグルトに対する先入観を打ち砕かれる飲み物ですね」

この、意外なおいしさに驚かされるヨーグルトコーヒーについて教えてくれたのは、江古田のベトナム料理店「ECODA HEM」の店主、足立由美子さんです。

前回、つくね串やレバー串など焼き鳥で作る「自由すぎるバインミー」について語ってくれた足立さん。いつもベトナム料理のエッセンスから、自由な発想や、独創的な食材の組み合わせを見つけてきて教えてくれるんですよね。

「ヨーグルトコーヒー、ベトナムでずーっと大流行しています」(足立さん)

意外なうまさ、っていうだけじゃなく、ずーっと大流行してるんスか!

「ヨーグルトコーヒーの発祥は北の古都、ハノイです。スアチュア・ダインダー・ヴォイ・カフェという名で、10年前くらいからベトナムの人たちに親しまれてきたんですが、最近『コンカフェ』と呼ばれる、新しいスタイルのおしゃれカフェの定番メニューとしてもブレイクしています」(足立さん)

ベトナムで大流行中の「ヨーグルトコーヒー」は先入観を打ち砕かれるうまさ【ブームの予感】

上の写真、左が「スアチュア・ダインダー・ヴォイ・カフェ」として長らく親しまれてきたヨーグルトコーヒー。右が「コンカフェ」で定番メニューとなった、新しいスタイルのヨーグルトコーヒー。

ベトナムで大流行中の「ヨーグルトコーヒー」は先入観を打ち砕かれるうまさ【ブームの予感】

コンカフェ=共産カフェの意味で、ポップ・コミュニズムみたいなお店のデザインが特徴的です。

「コンカフェ」はハノイの名物で、ここ最近はホーチミンにも数軒がオープン。トレンドになりつつあるスタイルなんだとか。

ベトナムではヨーグルトを使うデザートのブームが続いていて、ベトナム語で「スアチュア・ネップカム」と呼ばれる赤米とヨーグルトのデザートなども流行っており、そんな流れでヨーグルトコーヒーも人気を博しているんだそう。

なるほど〜。

ヨーグルトコーヒーの味は!?

では、さっそく足立さんにヨーグルトコーヒーを作ってもらいましょう。

ベトナムで大流行中の「ヨーグルトコーヒー」は先入観を打ち砕かれるうまさ【ブームの予感】

ん!? まずは袋の中に氷を入れ、おもむろにたたき始めた足立さん。

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袋から出してみると見事にクラッシュされた氷が。

「ぶっかき氷(クラッシュドアイス)を作ってるんです」(足立さん)

ほー! こんな風にブロックアイスを袋に入れて、たたいて作るんですね。

「これ、ベトナムのカフェで使われている、ぶっかき氷づくり専用の袋なんですよ」

専用の袋があるんですか!

足立さんによれば、ヨーグルトコーヒーのベトナム語名称である「スアチュア・ダインダー・ヴォイ・カフェ」は、

スアチュア = ヨーグルト ダインダー = ぶっかき氷 ヴォイ = with カフェ = コーヒー

の意味だそう。

つまり、ヨーグルトコーヒーにおいて、ぶっかき氷はヨーグルトやコーヒーと同等に重要な要素。ブロックアイスじゃダメで、この細かいぶっかき氷だからこそ雰囲気が出るのだとか。こういう細かいディテールにこだわることで、料理も飲みものも、格段においしくなるんですよねー。

さて次に、

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砂糖を混ぜたヨーグルト、練乳をグラスに。

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そこに冷やしておいたベトナムコーヒーを注ぎます。

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仕上げに、さっきの特製ぶっかき氷を。

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完成!

シャクシャクシャクと氷ごと、よーくかき混ぜて飲みます。

ストローで飲んでもいいですが、ぶっかき氷と一緒にスプーンで味わってもオツかも。

参考までに、ヨーグルトコーヒーを初めて飲んだ人たちから聞いた感想を紹介しましょう。

「なんだか懐かしい! ミロを思い出した」

「意外と大人の味がする」

「仕事で疲れたときにホッとする味かも」

「ヨーグルトを感じないくらい、コーヒーと一体化してる」

「コーヒーのソースでヨーグルトを食べる感覚。飲みものというより、デザートみたい」


共通するのは「酸っぱいヨーグルトと苦いコーヒーは合わない」という固定観念がくつがえされた、という意見でした。

自宅でもカンタンに作れる!

では、さっそく足立さんに教わったベトナム式ヨーグルトコーヒーの家庭用アレンジレシピをもとに、ヨーグルトコーヒーづくりを実践してみました!

自宅でもカンタンに作れてしまうのでぜひお試しを。

まずは先に図説のレシピから。

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では実際に作っていきます。

ベトナムで大流行中の「ヨーグルトコーヒー」は先入観を打ち砕かれるうまさ【ブームの予感】

【1人前 材料】

氷:一般的な製氷皿で作るブロックアイス4〜5個 水:大さじ3 インスタントコーヒー:大さじ1 無加糖プレーンヨーグルト:大さじ6(約100グラム) 練乳:大さじ2 砂糖:大さじ1と1/2

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【あると便利な道具】

頑丈なまな板 ジッパー付き保存袋 すりこ木など氷をたたく棒状のもの

まず、さきほど足立さんがやっていたようにぶっかき氷を作ります。

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袋はジッパー付き保存袋で代用。ブロックアイスを入れて、まな板の上でたたいて細かく砕きます。強くたたきすぎると袋が破れてしまうので、コツコツコツと少しずつ砕いていくのがコツ。

あるいは、破れても全然OK、っていう使い古しのジッパー付き保存袋を二重にして使うとか、そんな工夫もアリです。

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こんな感じにぶっかき氷を仕上げたら、冷蔵庫に入れておきます。冷凍庫に入れるとせっかく細かく砕いた氷がくっついてしまうのでご注意を。その際、溶けた水が切れるように、網にぶっかき氷を入れて、ボウルに重ねておくのがベスト。

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レシピで書かれた分量のヨーグルトに練乳を入れます。

ヨーグルトはプレーンタイプのものならなんでもOKですが、こだわるのであれば、より酸味が少ないヨーグルトが適しています。

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上記に砂糖を入れます。もし、練乳がない場合はその分、砂糖を大さじ1と1/2から大さじ3に増やします。

要はここで酸味+甘さを作っておく、というわけですね。

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で、よくかき混ぜる。

次に、コーヒーです。

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分量の水とインスタントコーヒーを合わせます。

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コーヒーをよく溶かします。

もちろんベトナムコーヒーがあれば最高。その場合の分量は大さじ4です。冷やしてから使いましょう。

濃〜いイタリアン・エスプレッソでも、かなりおいしいと思います。また、ペットボトル入りの商品で4倍濃縮コーヒー(ラテのベース)が売られているので、それを使っても良いかもしれません。

ポイントは、とにかくコーヒーが濃い目であること。

ベトナムで大流行中の「ヨーグルトコーヒー」は先入観を打ち砕かれるうまさ【ブームの予感】

練乳と砂糖を混ぜたヨーグルトをグラスに注ぎます。

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その上からコーヒーを注ぎます。

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上の写真のように、ヨーグルトの層とコーヒーの層がきれいに分離するよう、静かに注いでください。

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冷蔵庫に入れておいたぶっかき氷をグラスに盛って、

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完成!

よく混ぜながら飲むのがポイントです。

最初のほうは濃くて苦ーいコーヒーと、甘くて酸っぱいヨーグルトがからみあって濃厚ですが、しだいに氷が溶けて、全体がゆるくなってくる感じも味わってください。こんな楽しみ方もベトナム式なんです。

あっさり先入観を打ち砕く、そして慣れてくると、ちょっとしたデザート感覚でも楽しめる「ベトナム式ヨーグルトコーヒー」、オススメです。

お店情報

ECODA HEM(エコダ・ヘム)

住所:東京都練馬区旭丘1-74-9
電話:03-3953-0021
営業時間:12:00〜17:00(LO 16:30)
定休日:火曜日、水曜日
※現在、夜の営業は行っておりません。
※土曜日・日曜日や夜はイベント開催多数。詳しくはお店のウェブサイトかFacebookページで!

www.hotpepper.jp

※この記事は2017年6月の情報です。
※金額はすべて税込みです。

書いた人:(よ)

ベトナムで大流行中の「ヨーグルトコーヒー」は先入観を打ち砕かれるうまさ【ブームの予感】

『味の形 迫川尚子インタビュー』などを発行するマイクロ出版社「ferment books」の編集者で、ベトナム大好きのアジア料理フリーク。ただいま発酵食品についての書籍を製作中。3ヶ月に一度開催されるECODA HEMでのイベント「ろじものや」では「発酵書店」としてポップアップ書店も展開している。

Twitter:@fermentbooks

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