「スペイン式目玉焼き」は“焼かない”らしい

「スペイン式目玉焼き」は“焼かない”らしい

先日、スペイン在住の知人から、衝撃的な事実を聞かされました。

「スペインの目玉焼きは焼かないらしい」

スペインでは目玉焼きを、「huevo frito(ウエボ フリト)」と呼んでおり、訳すと文字通り「フライドエッグ」。

なんと焼くのではなく、「揚げる」が基本なのだそう!

皆さんも興味ありますよね、揚げる目玉焼き……。

それっていったいどんな感じなの!? せっかくなので作ってみちゃいました。

とりあえず日本式の目玉焼きを”焼いて”みる

「スペイン式目玉焼き」は“焼かない”らしい

とりあえず、肩慣らし的に日本で一般的な目玉焼きの作り方をおさらい。

まず、少量の油をひきます。

「スペイン式目玉焼き」は“焼かない”らしい

卵を割って、焼きます。

「スペイン式目玉焼き」は“焼かない”らしい

出来上がり! 至ってシンプル!

お好みで塩・胡椒やしょう油で味付けを。

我ながら、とろ〜りとした黄身と、プルプルの白身の絶妙なバランスが組み立てられたと思います。

これが目玉焼きの黄金比!

そう信じて疑わなかった自分が、まさか目玉焼きを「揚げる」ことになるとは……なんとも微妙な気持ちです。

これがスペイン式! 目玉焼きを「揚げて」みる

「スペイン式目玉焼き」は“焼かない”らしい

さて、続いてスペイン式の目玉焼きに着手したいと思います。

今回は、知人の留学先のホストマザーが教えてくれたスタンダードなレシピで作ります。まずは油をフライパンにひくのですが……さて。

もう、この時点でちょっとおかしいのがわかりますよね?

オリーブオイルどーーーーーーーーん!!

揚げ物ができるレベルのたっ〜ぷりオリーブオイルに、ニンニクを入れて熱していくのです。

「スペイン式目玉焼き」は“焼かない”らしい

卵を割ってオリーブオイルの中に入れ、揚げ焼きしていきます。

かなり油がはねるので、やけどに気をつけましょう。

「スペイン式目玉焼き」は“焼かない”らしい

白身が固まってきたあたりで、追いオリーブ。

目玉焼きの上からさらにオリーブオイルをまわしかけます。

「スペイン式目玉焼き」は“焼かない”らしい

徐々に白身が揚がっていくと、黄身を覆い隠す勢いで膨らみ始めます。

黄身の色がピンクに変わり始めたらフライパンからすくいあげましょう。

「スペイン式目玉焼き」は“焼かない”らしい

「スペイン式目玉焼き」、これで完成です!

……出来上がってみると、かなり謎の物体ですね。

ふちがカリッとなっていて、日本の目玉焼きとはまったく違ったイメージの食べ物になっています。

「スペイン式目玉焼き」は“焼かない”らしい

日本の目玉焼きと比較するとこんな感じ。

うぅ〜ん……あらためて見るとまったく違う料理と言わざるをえませんね。

しかし、スペインではこれが目玉焼き!

本場スペインの味、じっくり堪能させてもらおうじゃありませんか!

スペイン定番の家庭料理「ウエボス・フリートス・コン・パタタス」でいただく

「スペイン式目玉焼き」は“焼かない”らしい

「スペイン式目玉焼き」は、スペイン料理の「ウエボス・フリートス・コン・パタタス」で食べることにしました!

目玉焼きにポテトを添えただけに見えますか?

でもこれは、れっきとしたスペインを代表する家庭料理です。

まずは目玉焼きを切って、そのお味から確認。

「スペイン式目玉焼き」は“焼かない”らしい

固まった黄身が、ネットリトロリとしていい具合!

少し火を入れすぎた感はありますが、かなりおいしいです。

そして、カリッと揚がった白身との食感の対比が面白い!

オリーブオイルとガーリックの風味が効いているので、味付けなしでも全然OK!

これ、日本人の味覚でもけっこうイケるんじゃないですか!?

揚げてあるぶんボリューミーなので、朝ごはんに食べればパワー充満は間違いありません。

「スペイン式目玉焼き」は“焼かない”らしい

「ウエボス・フリートス・コン・パタタス」の場合、黄身をポテトにディップするのがポピュラーな食べ方だそう。

ホクホクポテトと黄身の相性、ハッキリ言って抜群です。

これ、朝食の新定番にしちゃってもいいくらいですよ!

いや〜おみそれいたしました。

「スペイン式目玉焼き」、アリですね!!

スペイン人が作った本場の「スペイン式目玉焼き」

「スペイン式目玉焼き」は“焼かない”らしい

ちなみにこちらは、編集部の知り合いでスペイン留学中の方から送られてきた、本場スペインの目玉焼きの写真。なんでも留学先のホストマザーが、「スペイン式目玉焼き」を作ってくれたんですって。

オリーブオイルの温度は高めにして、短時間で一気に揚げ焼きする感じでしょうか。

これなら黄身が固くなりすぎないかもしれません。

「スペイン式目玉焼き」は“焼かない”らしい

ガチ本場の「スペイン式目玉焼き」の出来上がりです!

写真で見る限りでも、白身と黄身の食感の違いのコントラストがさらに際立ちそうですね。ガーリックも大きめカットだと、ポテトの代わりのホクホク食材として重宝するかもしれません。

たっぷりのオリーブオイルで揚げればOKなので、自宅で簡単に試せるはず。

皆さんもぜひ、「スペイン式目玉焼き」に挑戦してみてくださいね。

※この記事は2017年7月の情報です。

書いた人:西たまお

「スペイン式目玉焼き」は“焼かない”らしい

大学在学中より映像ディレクターを志したものの2年で挫折。その後は映像制作会社で宣伝を務めた後に、広告代理店に社内ライターとして勤務。2016年より独立し、フリーとなった。主にWEBサイトで健康や食に関するさまざまな記事を執筆中。ちなみに現在は、プロフィール写真から30キロくらい太っている。

Twitter:西たまお (@nishi_tamao_)

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