「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

焼きそばとは勝手知ったる仲

ちゃんとしたご飯はもう作りたくないけれど、とりあえずお腹を満たしたいって時ありませんか?

私なんかだと海外ドラマを一気見している時なんですが、そんな時に冷蔵庫をぼーっとあさって、3玉 100円ちょっとで買った焼きそばが残っていたらシメタという気分になります。

5分とかからず作れて手軽だし、ある程度のおいしさは見込めるしで、一時停止していた海外ドラマにもスムーズにまた没頭していけます。

あと屋台でも焼きそばを食べることが多いかもしれません。ソース味だし間違いないだろう、という消極的なチョイスではあるのですが。

焼きそばってそんな「手軽」で「まあおいしい」ものの代表というイメージですし、そんな人も多いのではないかなと思うわけです。

そんな折、某グルメレビューサイトにてこう宣言していたお店を見つけました。

「たぶん大阪で一番おいしい生めん焼そば。(笑)」

強気!!

「たぶん」と「(笑)」に店主のチャーミングさが表れてはいるものの、その内容はかなり強気です。

手軽でおいしいだけではない、「一番おいしい焼そば」なるものを味わってみたい……、そんな気持ちでこちらのお店「チング」に行ってきたのです。

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

「チング」は、大阪市営地下鉄中央線「九条」駅、阪神電車「九条」駅から徒歩1分ほど。
さっそく「生めん焼そば」ののれんがドドンと飾られており、ハッとさせられます。

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

各テーブルに鉄板がしつらえてあるパターンの店内。アツアツが食べられるのはとてもいいですね。

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

「初めての方へのおすすめメニュー」。うれしい気遣いです。

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

メニュー表を見ているだけでもなんか楽しい。


こんな焼そば食べた事ないぞ……

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

まずは豚油かすをじっくりと焼いていくようです。
カウンターに座ると鉄板で焼いている様子も見られるのでとても楽しい。
この豚油かす、かなりじっくりと火を通している印象でした。

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

油かすに火が通ったとみえて、次にキャベツを投入。手でちぎって豪快に鉄板の上へ!

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

しばらく置いたら、ついに「生めん」の登場。かなり太いです。

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

で、かるーく混ぜたらもう完成です。え、早くない? と思ってしまう素早い出来上がり。キャベツにはほとんど火が入っていないように思えるほど。

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

▲生めん焼そば 豚油かす(1,050円)

少し太めのめんだな、という感じですが、おおよそ一般的な見た目です。

ではさっそく。

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

……

!!!

これ、「生めん」とうたう理由がすっごく理解できました。


とにかくむっちむちで、食べた事ない食感なんです。めんに塩だけかけてもおいしいに違いない。


そんな個性あるめんなのですが、ソースがほどよく寄り添っているのも素晴らしい。
いわゆるソース味ではなくて、少し辛めの仕立てで主張しすぎていないんです。このめんありて、ソースありという感じ。

さらに、忘れてはいけないのが具材です。

まず油かす。じっくりと鉄板で焼いているので、皮の部分がめちゃくちゃに香ばしく、脂の部分はジューシー。油かすとビールで一夜明かせますね。

それからキャベツ。ほとんど火を通していないので甘みが際立ち、辛めのソースと相まってじつにじつにおいしい……!

「めんもおいしいですけど、このキャベツもめっちゃおいしいですね」と思わず店主に伝えたら「いや、でも今日のキャベツは(おいしさの度合いが)60%ぐらいやな〜」とのこと。

正直(笑)!

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

▲正直者の店主・巽さん

60%のキャベツでもこんなにおいしいのだから、100%は一体どうなるんでしょう……!?


お好み焼きも今まで食べてたのと全然違う

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

まずこの状態からして違いませんか。野菜がだいぶざっくりしていて、生地も少なめです。

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

ひっくり返すとこうなります。
まん丸じゃない! よく知ってるお好み焼きじゃない!!

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

ソース、青のり、かつお節をまぶし、マヨネーズをかけたら完成です。

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

▲すじ肉ネギキムチ玉子のせ(1,050円)

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

ケーキのように等分に切ることはほぼ不可能で、コテを入れたところからダバーと崩れていきます。お好み焼きの常識がどんどん覆っていく。

では、失礼して。

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

ぐわああああああ、うんまい。

粉感はほぼなく、全体的に半熟とろりな印象。そしてまたしてもキャベツとネギがうまいうまい。でもこれ60%のおいしさなんだよなー(笑)。
時折現れるキムチもいいアクセントになっていて、全体としてのバランスがものすごく取れています。

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

お持ち帰りも可能とのことだったので、お好み焼きを詰めていただきました。家で冷めた状態でいただきましたが、変わらぬおいしさだったことを報告しておきます。

それにしても、焼そばをはじめ粉もんって奥深い。
ソース味って言ったって、調理方法と素材と粉の配分で味も食感も何もかも変わるのだと改めて思い知った次第です。

常識が覆る焼そばとお好み焼き、ぜひぜひ食べに行ってみてはいかがでしょうか。

お店情報

チング

住所:大阪府大阪市西区九条1-14-16
電話番号:06-6582-9345
営業時間:平日 17:00〜23:45、土曜日・日曜日・祝日 12:00〜23:45
定休日:月曜日 ※祝日の場合は翌火曜日

www.hotpepper.jp

※この記事は2017年8月の情報です。
※金額はすべて税込みです。

書いた人:ケメコ

「大阪で一番おいしい」と豪語する「チング」の生めん焼そばを食べに行った【大阪】

福井県出身、大阪府在住。某エンタメ系企業にて雑誌編集に携わり、その後コピーライターを経てフリーランスに。大衆居酒屋から小洒落たカフェまで、うまいと聞けばどこへでも突入。ゆえに体重増量中。

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