台風5号 奄美、午後暴風域か 鹿児島県内全域強風域の恐れ

 強い台風5号は3日、日本の南海上を奄美地方へ向かって西進した。4日朝までに鹿児島県内全域が風速15メートル以上の強風域に入り、同日午後には、奄美地方が風速25メートル以上の暴風域に入る恐れがある。鹿児島地方気象台は、暴風雨やうねりを伴う高波に厳重な警戒を呼び掛けている。 気象台によると、台風5号は奄美地方に差し掛かると、進路を北寄りに変えるとみられる。予報円の中心を進んだ場合、種子・屋久地方は5日、県本土は6日にも暴風域に入るという。動きが遅いため、県内への暴風雨や高波などの影響は7日にかけて長引く恐れがある。 台風の勢力は一時衰えたものの、進行方向の海域の水温が高いことから、再び強まる見通し。大隅半島で崖崩れや浸水被害が相次いだ昨年9月の台風16号や、三島村の住宅被害や県本土の長期停電を引き起こした一昨年8月の台風15号に匹敵するという。 台風接近に伴い、海の便は3日、欠航が相次いだ。4日も種子・屋久航路や奄美航路で欠航が決まっている。 台風5号は3日午後9時現在、日本の南海上を時速10キロで西北西に進んでいる。中心気圧は950ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は40メートル。中心から半径130キロが暴風域、半径330キロが強風域となっている。

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