喜入沖震度5強から1カ月 余震34回、活動は低下傾向

 鹿児島市喜入で震度5強の地震が起きて、11日で1カ月が過ぎた。震源の鹿児島湾喜入沖では同日までに、震度1〜3の余震が計34回あったが、地震活動は徐々に低下している。鹿児島地方気象台は「震度5強の地震が起きる可能性は低くなっているが、当面は震度1、2程度の地震が続く」としている。 7月11日正午ごろ、喜入沖で震度5強を観測して以降、余震が相次いで発生。この1カ月間で震度3を2回、震度2を3回、震度1を29回観測した。 鹿児島大学南西島弧地震火山観測所によると、震源付近では一昨年11月ごろ、震度1に満たない地震活動が見え始め、昨年末から活発化し、有感地震が起きていた。体に感じない微小な地震を含む地震回数は、7月11日より前は1日当たり約20回だったが、7月11日は半日で700回を超えた。ただ、現在は1日100回前後にとどまっているという。 鹿大大学院の後藤和彦教授(地震学)は「地震活動が収まるのか、7月11日以前のような状態が続くのか判断は難しい。しばらく様子を見る必要がある」と話す。

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