新型コロナウイルス感染拡大に伴う一斉休校の影響が広がる中、十島村の7小中学校は、休校中も給食だけを実施している。村外から来て里親宅に寄宿する山海留学生が多いことや、食材を船でまとめて調達する方法など、島特有の事情が背景にある。
 村外から来た留学生たちの朝夕食は、日頃から里親が準備しているが、休校で給食がなくなると3食全て作らなければならない。有人7島のうち5島には商店や飲食店がないため、総菜や外食に頼ることもできず、負担は大きい。
 また同村では給食のための食材を、日持ちする米などは1カ月分、生鮮食品は1〜2週間分、島ごとにまとめて発注する。県本土と村とをつなぐフェリーが毎日就航していないためだ。給食がなくなると、既に仕入れた大量の食材が余ってしまうことになる。