鹿児島銀行は、農水産物の生産者支援と食品廃棄問題(フードロス)の解決を目指して、県内の「子ども食堂」へ野菜や果物などの食材の無償提供を始めた。19日に、県内49カ所の子ども食堂をまとめる「かごしまこども食堂・地域食堂ネットワーク」と食材寄贈についての合意書を締結した。

 従来であれば廃棄処分される規格外品や、新型コロナウイルスの影響で取引先の生産者が抱える余剰在庫品を鹿銀が購入し、同ネットワークに寄付する。

 これまでにメロンやオレンジ、卵などを贈った。28日には日置市のこども食堂で、提供した食材を使ったお弁当が子どもたちに配られる予定。今後も随時、ヒアリングを通して在庫状況などを把握し、寄贈する。黒豚や黒牛など県産品の提供や、季節の食べ物を通じた食育の実施も検討している。

 鹿銀の担当者は「生産者や子どもたちの役に立てるよう、継続的に取り組んでいきたい」と話した。