新型コロナウイルスに伴う休校で不足した授業時間を補うため、鹿児島県内43市町村のうち28市町村が小中学校の夏休みを短縮することが26日、南日本新聞の取材で分かった。夏休み開始は通常より11日遅い8月1日が17市町と最多だった。伊佐市と屋久島町は検討中。

 例年通り7月21日から夏休みにするのは西之表市や中種子町、龍郷町など13市町村。南種子町は4月以降、県外からの転入者増などを理由に県内最長の13日間休校したが、短縮しない。各校が授業時間を増やす対応を取るなどしており、遅れを解消する見通しが立っているという。

 短縮する28市町村の内訳は17市町のほか、7月22〜31日の間に夏休み入りするのが計9市町村。残る2町のうち喜界町は、小学校が当初の予定通り、中学校は23日から休む。肝付町は、2学期の始業式を9月1日から8月28日に前倒しした。1学期に予定していた修学旅行や宿泊学習を、2学期に変更した学校が多いことを理由に挙げている。

 さつま町は、各校の授業遅れにばらつきがあり、1〜2日間短縮する。枕崎市や東串良町は「授業時間を確保するだけではなく、コロナの第2波到来を警戒している側面もある」と答えた。