南隅地区で、健康食品の原料となる植物「モリンガ」の収穫が始まった。22日は農業生産法人「美土里(みどり)」(錦江町)が南大隅町根占川北の農場30アールで、葉約600キロを摘み取った。

 インド北部原産のモリンガは、アミノ酸やビタミン類など多様な栄養素を豊富に含むとされる。生産は鹿屋市や南さつま市など県内に広がりつつある。

 美土里は栽培を始めて5年目。今季は南隅地区の計180アールで育てている。12月まで毎月1回2〜3トンの収穫を見込む。

 青汁用粉末として出荷し、商品は県内外のドラッグストアや物産館などで販売される。今村芳美社長(73)は「南隅の耕作放棄地で栽培し雇用創出を図り、地域活性化につなげたい」と話している。