漫画「三成さんは京都を許さない―琵琶湖ノ水ヲ止メヨ―」とコラボした滋賀県のPR動画「三成さんは滋賀は琵琶湖だけとは言わせない」が7月7日、滋賀県公式ユーチューブで公開された。(びわ湖大津経済新聞)

 【写真】実写動画とアニメを合わせて滋賀の観光地を紹介する動画

 「三成さんは京都を許さない」は、滋賀を立て直すために県知事特別秘書に任命された戦国武将・石田三成が滋賀繁栄のため、愛する知事のため、京都を過剰に敵視し、下克上を狙う姿を描いた漫画で、滋賀県在住の漫画家さかなこうじさんの作品。滋賀県広報課の担当者は「6月に県内の新型コロナウイルスの状況が落ち着いたときに、『Stay home town』として県内で楽しく遊んでもらいたいと動画の作成を始めた。さかなこうじさんの漫画は滋賀県庁や観光地が舞台で、滋賀県を自虐的にPRしてくれている。この状況下で、県民の皆さんにくすっと笑っていただけるような動画にしたいと思った」ときっかけを話す。

 PR動画では、アニメキャラクターとなった三成さんが、動画オリジナルキャラのうみちゃんとことちゃんと共に自虐的に滋賀の魅力を伝える。第1弾は「絶叫ト爽快ノ空中散歩」と題して、びわ湖バレイ(大津市木戸)を紹介する。びわ湖バレイはスキー場だが、オフシーズンは山頂から琵琶湖を望む「びわ湖テラス」や、森の中に張り巡らされたロープを滑車につられて滑るアトラクション「ジップラインアドベンチャー」などを楽しめる。ことちゃんがジップラインを体験する実写とアニメを合わせた動画を作成した。

 さかなこうじさんは「新型コロナの影響でイベントが中止になり、終わりの見えない自粛が続き、世間が重たい空気になっていた。自分にできることは外出自粛ぐらいだと思っていたが、こうしてお役に立つことができた。何より、三成さんを再び描くことができて感謝している」と話す。

 動画は全6回を随時公開する予定。広報課の担当者は「第2弾、3弾とますます過激になる滋賀の打倒京都への思いと、びわ湖だけでない滋賀の魅力を見ていただければ」と呼び掛ける。