八戸市の老舗ライブハウス「Roxx」(八戸市類家)を、ゆかりのあるバンドマンらが支援する動きが広がっている。(八戸経済新聞)

 新型コロナウイルス感染拡大が全国的に広がる中、イベントの中止が相次いでいる。31年の歴史を持つRoxxでも3月以降、全てのライブスケジュールがキャンセルもししくは無期限延期に。一時期は弁当などのケータリングや貸しスタジオ業務でしのいでいたが、4月後半からは自粛要請のため完全休業状態となった。

 「お世話になった」ライブハウスの苦境を知ったバンドマンらがRoxxを守りたいとの思いから、Roxxの支援を決意。SkaticInvadersの宮澤毅さんが発起人に、HachiROCK主宰の福田武彦さんが窓口にそれぞれなり、額面500円券10枚つづりのドリンクチケットの購入を、ゆかりのあるバンドマンらに呼び掛けた。初回30組のバンドを募集したところ、1週間待たずに目標を達成した。ドリンクチケットの裏面には参加したバンドのロゴが寄せ書き風にデザインされ、店内にも飾られる予定。

 参加バンドはスカティックインベーダーズ、yamapeeら八戸市のみならず、青森市、野辺地町、岩手県や東京からの参加表明もあった。今回の30組に間に合わなかったバンドからは2次募集の声も上がってる。5月からはRoxxにゆかりのある人がリレー形式でブログを更新する「読むLiveHouseROXX」も行い、投げ銭形式の支援も始める。

 発起人の宮澤さんは「現在、全国のライブハウスが存続の危機に瀕している。八戸で31年の歴史を持つRoxxも同様に困難な状況を迎えている。今、Roxxにゆかりのある30組のバンドが名乗りを上げる。単なるチャリティーではなく、面白いプロジェクトを目指す」、窓口の福田さんは「この新型コロナウイルスの騒動が落ち着いて、普通の日常が戻ってきたとき、また普通に皆が演奏できるように一致団結して頑張りましょう」と呼び掛ける。