八戸三社大祭をイメージした企画展「水の中の三社大祭」が7月4日から、八戸市水産科学館マリエントで開かれている。(八戸経済新聞)

 八戸三社大祭は毎年7月31日の前夜祭を皮切りに5日間の日程で行われる。約300年の歴史があり、国の重要無形民俗文化財にも指定されている。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から大型山車の運行やおまつり広場が取りやめになるなど規模を縮小しての開催となる。

 同館では「夏の一大イベントでありながら残念ながら規模縮小となった八戸三社大祭を気分だけでも味わってもらいたい」と展示を企画した。「水の中の三社大祭」では「八戸三社大祭」に関連したワード「武者」「虎舞」「天狗(てんぐ)」「お囃子(はやし)」などを魚種になぞらえ展示。見た目や名前からトラザメ、カブトガニ、ウミテング、フエヤッコダイなど13種の魚を展示する。

 3階のうみねこシアターでは昨年の山車運行の模様(八戸テレビ提供画像)が大画面で上映され、城下山車組のお囃子練習の模様が展示室内のモニターでも上映されている。7月上旬からは館内に七夕飾りも行われ、全館でお祭りムードを盛り上げる。

 館内ではスタッフ(マリンレンジャー)がフェースシールドを着用。来場者の手指消毒・定期的な除菌作業で新型コロナウイルス感染防止に努めている。

 マリンレンジャーの山本綾香さんは「この企画は海の生き物を三社大祭の演目にちなんで展示している。どんな理由でどんな生き物が展示されているのかを楽しんでいただききながら、三社大祭について生き物の生態について学んでいただきたい」と来館を呼び掛ける。

 開館時間は9時〜17時(6月〜8月は18時閉館)。入館料は、一般=300円、高校生=200円、小中学生=100円、シニア(65歳以上)=150円、未就学児無料。8月14日まで。